ニュース

ロータス、バッテリEV「エレトレ」の最新仕様発表 ベースグレード追加で価格は1505万9000円から

2024年5月16日 発表

エレトレ:1505万9000円

エレトレ S:1816万1000円

エレトレ R:2215万4000円

エレトレ

 ロータス(エルシーアイ)は5月16日、ブランド初となるSUVタイプのBEV(バッテリ電気自動車)「エレトレ(ELETRE)」の最新仕様を発表するとともに、ベースグレード「エレトレ」を追加したことをアナウンスした。

 価格について、2023年9月の発売の時点で「エレトレ S」は2332万円、「エレトレ R」は2585万円だったが、今回の最新仕様ではエレトレ Sが1816万1000円、エレトレ Rが2215万4000円と、戦略的な価格設定となった。ベースグレードのエレトレは1505万9000円。今回の3グレードのうち、エレトレ Sは今回の仕様変更で最も充実した仕様としており、ガラスルーフ、コンフォートシートパック(5人乗り)、アコヤホワイトペイントが標準装備されるという。

 いずれのモデルも前後にモーターを搭載し、112kWhのリチウムイオンバッテリを搭載するフルタイム4輪駆動を採用。最高出力/最大トルクはエレトレおよびエレトレ Sが450kW(612PS)/710Nm、エレトレ Rが675kW(918PS)/985Nmをそれぞれ発生。0-100km/h加速はエレトレおよびエレトレ Sが4.5秒、エレトレ Rが2.95秒というスペックを誇る。

 また、ツアー、レンジ、スポーツ、オフロード、インディビジュアル、トラック(エレトレ Rのみ)など最大6つの走行モードが設定され、全車に6ピストンキャリパーでクランプされた414mmのスチール製ブレーキが標準装備され、エレトレ S、エレトレ Rでは大径の10ピストン420mmカーボンセラミック(オプション)も用意される。

 そのほか2つのNVIDIA DRIVE Orinチップ、12カメラ、18レーダー、4ライダーの34センサーなど、最新の最先端技術を搭載。オーバー・ザ・エアー・アップデートにより車両のライフタイムを通じて継続的に改善でき、ドライバーが最高のドライビング・エクスペリエンスを楽しめるようにしているという。