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三菱自動車、「アウトランダーPHEV」大幅改良モデルを欧州投入 日本では今秋発売
2024年10月2日 09:00
- 2024年10月2日 発表
三菱自動車工業は10月2日、大幅改良を行なった「アウトランダーPHEV」を2025年春から欧州20か国に投入すると発表した。アウトランダーPHEVの大幅改良モデルについて、日本では今秋の発売を予定する。
アウトランダーPHEVは、世界60か国以上での販売実績をもつ三菱自動車のフラグシップモデル。現行モデルは2021年に「威風堂堂」をコンセプトにフルモデルチェンジしており、3年が経過したタイミングで大幅改良を行なう。PHEVモデルとともにガソリンモデルも大幅改良する予定で、北米、豪州・ニュージーランドなどへ2025年に投入される予定。
今回の大幅改良では、力強く存在感のある外観デザインやPHEVシステムによる滑らかで力強い動力性能、ツインモーター4WDと四輪制御技術「S-AWC」からなる高い操縦安定性といった価値を踏襲しつつ、「洗練」「上質」をテーマに大幅改良を実施した。
電動車としての魅力を高めるため駆動用バッテリを刷新しており、欧州仕様ではEV航続距離を80km超(WLTPモード)とし、最高出力も約20%向上させて気持ちのよい加速性能を実現。また、S-AWC制御の最適化やサスペンションの改良とともに新タイヤを採用し、より上質で安定した乗り心地を実現した。
インテリアでは12.3インチに大型化したスマートフォン連携ナビゲーションやコネクティッド機能の拡充、シートベンチレーション機能の採用などにより、利便性と快適性を向上させた。さらにヤマハと共同開発し、音質へのこだわりを追求したオーディオシステムを搭載するなど機能装備を充実させている。