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近鉄とスーパーフォーミュラがコラボ、記念入場券発売や近鉄車両のオンボード映像を公式アプリ「SFgo」で配信

2024年11月22日 発表

鈴鹿市「モータースポーツ都市」宣言20周年記念入場券のデザイン

 SUPER FORMULA(全日本スーパーフォーミュラ選手権)を開催する日本レースプロモーション(以下「JRP」)は11月22日、近畿日本鉄道(以下「近鉄」)と連携し、「鈴鹿市『モータースポーツ都市』宣言20周年記念入場券」の発売や公式アプリ「SFgo」で近鉄車両のオンボード映像配信などの取り組みを実施すると発表した。

「鈴鹿市『モータースポーツ都市』宣言20周年記念入場券」の発売は、JRPが2024年2月8日に三重県鈴鹿市との地域連携パートナーシップを締結し、年間を通じて様々な取り組みを進めていく中、鈴鹿市が2024年12月24日に「モータースポーツ都市」宣言20周年を迎えることを記念したもので、地域の重要な交通インフラを担う近鉄が連携した。

 12月2日から発売される「鈴鹿市『モータースポーツ都市』宣言20周年記念入場券」では、SUPER FORMULA 2024年シーズンチャンピオン、坪井翔選手(VANTELIN TEAM TOM’S)をメインビジュアルに据えた。これは近鉄が制作・販売する台紙付き記念入場券に対して、鈴鹿市、NPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会、ホンダモビリティランド(鈴鹿サーキット)と共に、JRPが企画・監修に協力することで実現に至った。鈴鹿市の「モータースポーツ都市」宣言20周年の記念に、ここでしか手に入らない特別な入場券となる。

記念入場券の概要

鈴鹿市「モータースポーツ都市」宣言20周年記念入場券「-戴冠の地 SUZUKA-」

購入受付期間

インターネット通信販売:2024年12月2日10時~12月12日23時59分
白子駅:2024年12月7日10時~12月12日18時

発売数は限定1000セット(インターネット販売800セット、白子駅200セット)
※無くなり次第販売終了
※券番号「S0001~S0200」は白子駅、「S0201~S1000」はインターネットでの発売。

発売箇所

①近畿日本鉄道 通信販売Webサイト
②近鉄名古屋線 白子駅
12月7日10時~12時、改札前特設売場
12月7日12時以降、特急券発売窓口

発売価格は1セット540円(※先着順、ひとり10セットまで購入可能)
送料:インターネットで取扱いする場合は、商品代のほかに郵送料(600円)が加算。発送は12月20日頃より発送

近鉄車両の「オンボード映像(主観映像)」の無料視聴

 さらに、近鉄とSUPER FORMULAのスペシャルコラボ企画として、SUPER FORMULA公式アプリ『SFgo』において、近鉄車両の「オンボード映像(主観映像)」を無料視聴できるようにした。

「SFgo」はSUPER FORMULAのレース映像やマシンのオンボード映像を見ることができるアプリで、今回、「鈴鹿サーキット」に向かう交通手段として、さらには近鉄の観光特急として慣れ親しまれている「伊勢志摩ライナー(近鉄名古屋~賢島間)」、名阪特急「ひのとり(大阪難波~近鉄名古屋間)」の車両からの景色を楽しめるようにした。

※「伊勢志摩ライナー」は11月22日から、「ひのとり」は12月11日から視聴可能

SFgoでの近鉄車両オンボード映像視聴イメージ
近鉄名古屋~賢島間(伊勢志摩ライナー)
大阪難波~近鉄名古屋間(ひのとり)

 今後、鈴鹿サーキットでは12月11日~13日に公式テスト&ルーキーテストを実施するほか、3月8日~9日には2025年シーズンの開幕戦が開催される。

 JRPでは、鈴鹿市との地域連携から広がるこれらの取り組みを通じて、鈴鹿市はもとより、周辺市町、さらには三重県全体にSUPER FORMULAによる誘客効果が生まれ、地域が発展していく「モータースポーツツーリズム」を推進。同時に、近鉄をはじめとした公共交通機関でのレース観戦を促すことにより、鈴鹿サーキット周辺の渋滞緩和や自家用車での来場によるCO2の排出を抑制するなど、地域や自然環境への負荷を逓減する「サステナブルツーリズム」にもつながる取組を促進していくとしている。