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豊田章男会長、スーパーフォーミュラとSUPER GTのダブルチャンピオンとなった坪井翔選手について「オフは英語を勉強しようね」と意味深発言

トヨタ自動車 代表取締役会長 豊田章男氏。ラリージャパンで発売した「走る、壊す、直す」の逆さGRヤリスウェア(モデル、山本シンヤ氏)とともに

豊田章男会長は、ダブルチャンピオン獲得の坪井選手について「オフは英語を勉強しようね」とコメント

 12月8日、SUPER GT最終戦となる第5戦鈴鹿が鈴鹿サーキットで開催されている。決勝日となる日曜日の午前中にはピットウォークを開催、多くのドライバーや監督が冬の鈴鹿に訪れたファンとのコミュニケーションを行なっていた。

 14号車 ルーキーレーシングのピットでもサイン会を実施。ルーキーレーシングのオーナーであり、トヨタ自動車 代表取締役会長である豊田章男氏も参加していた。

SUPER GTシリーズチャンピオンを獲得した坪井翔選手(左)と山下健太選手(右)

 豊田章男会長は、36号車 au TOM'S GR Supraの坪井翔選手が11月10日にスーパーフォーミュラのチャンピオンを獲得したときに祝福コメントを発表。そのコメントには、「『最高のシーズンだったね!おめでとう!』と言ってあげたいけど、まだ、もうひとつ仕事が残ってる! もう一回、鈴鹿で最高の笑顔を頼みます。その時に、また改めてメッセージを贈りたいと思います。」という部分があり、お祝いしつつ熱い期待を語るという豊田会長らしいものとなっていた。

 多くのニュースになっているように、36号車 au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)は予選でポールポジションを獲得したことにより、前日となる7日にシリーズチャンピオンを獲得。豊田会長が言う「もうひとつ仕事」に応えた形だ。

 ファンへのサイン会を終えた豊田会長に、坪井選手が見事期待に応えたことについて一言コメントを求めたところ、「坪井、英語勉強をするように」と英語の勉強について要望。その意味をさらに深掘りしてみたものの「オフは英語を勉強しようね」(豊田章男氏)と、さらに英語の勉強をとのことだった。

 豊田章男会長はTOYOTA GAZOO Racingの代表でもあり、英語の勉強が意味するところは……。

 また、山下健太選手については、「昨日、本当によかったねとメッセージを贈った」とすでにお祝いコメントを出したと語る。

 その上で、「2人ともルーキーレーシング出身の選手、トムスに行ってルーキーで学んだことが開花したね。とくに(山下健太選手は)大人になった。大人になったことも自覚している」と、自身がオーナーを務めるルーキーレーシングの卒業生がチャンピオンになったことが、とてもうれしそうだった。

 坪井選手への英語勉強メッセージは謎ではあるものの、一般的な意味で英語は勉強しておいた方がよい言語であるのは間違いない。