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ラリチャレ豊田、GRカラーのST185セリカでヤリ-マティ・ラトバラ氏が豊田スタジアムをデモラン予定

12月1日、豊田スタジアムでヤリ-マティ・ラトバラ代表がデモラン予定のST185型セリカ

ラリーチャレンジ豊田

 12月1日、TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジの特別戦である豊田ラウンドがWRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが終わったばかりの豊田スタジアムを中心に開催される。

 その前日となる11月30日、豊田スタジアムのサービスパークではドライバーやコドライバーの受付、コースの下見であるレッキの説明会などが開催されていた。

豊田スタジアム前ではレッキの説明会などが開催されていた

 このラリチャレ豊田で大きな話題となっているのが、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team代表であるヤリ-マティ・ラトバラ氏が、ST185型のセリカでデモランを行なうこと。デモランはラリージャパンが終わったばかりの豊田スタジアム特別コースを使って行なわれ、トヨタのラリーの歴史を作ってきたセリカの走りを、WRC最多参戦を誇るラトバラ代表の手によって楽しめることになる。

 このデモランに使用するセリカは、新たに中古で買ってきて、1993年にユハ・カンクネン選手(当時)が英国ラリーで優勝したものを再現していくのだという。

セリカならではの伸びやかなラインが美しい。GRカラーは新鮮な感覚
歴戦の傷が刻み込まれたホイール
独特なデザインのボンネット。エアインレットは新鮮な形状
現代のラリーカーに比べてスイッチ類の豊富なコクピット。これはどのくらいのスイッチが実用になっているのだろう

 実際に、豊田スタジアムを走るST185セリカを見せていただいたが、現代のクルマを見慣れた目からは非常にコンパクト。ボンネット上のエアインテークの形状もGT-FOUR RCで見慣れたラリーコンペタイプで、当時を知っている方はもちろん、当時を知らない方でも興味を引くものとなっている。

 TOYOTA GAZOO RacingのYouTubeチャンネルでは、デモランの模様をライブ配信する予定で、12月1日10時50分から配信が始まる。

TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 特別戦 in 豊田  デモラン&SS4 LIVE配信
豊田スタジアムの特設コース