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欧州カー・オブ・ザ・イヤー2025、ルノー「5 E-TECH エレクトリック」とアルピーヌ「A290」を選出
2025年1月29日 11:52
- 2025年1月10日(現地時間) 発売
欧州カー・オブ・ザ・イヤーは1月10日(現地時間)、ブリュッセル国際モーターショーにて「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2025」の授賞式を行なった。受賞したのはルノー「5(サンク)E-TECH」とアルピーヌ「A290」で、ルノーは2年連、通算8回目の受賞となった。
最終選考に残っていた、アルファ ロメオ「ジュニア(Junior)」、シトロエン「C3/ë-C3」、クプラ「テラマール(Terramar)」、ダチア「ダスター(Duster)」、ヒョンデ「インスター(Inster)」、キア(起亜自動車)「EV3」、ルノー「5 E-TECH」/アルピーヌ「A290」の計7台の中から、ヨーロッパの22か国から集まった60人のモータージャーナリストで構成される審査員の評価で選出された。
今回、ルノー「5 E-TECH」とアルピーヌ「A290」は、同じアンペア・スモールプラットフォームを使用している同型車として扱われ、投票の結果353ポイントを獲得。2位には291ポイントを獲得したキア「EV3」、3位は215ポイントを獲得したシトロエン「C3/ëC3」、4位は172ポイント獲得のダチア「ダスター」、5位は168ポイント獲得のヒョンデ「インスタ―」、6位は165ポイント獲得のクプラ「テラマール」、7位が136ポイント獲得のアルファロメオ「ジュニア」となった。
なお、ルノー・ジャポン/アルピーヌ・ジャポンは、5 E-TECHとA290の日本導入を検討中とのこと。
ルノーブランド マネージングダイレクターのファブリス・カンボリーブ氏は、「コンパクトEVのルノー 5 E-TECH エレクトリックとアルピーヌ A290が欧州カー・オブ・ザ・イヤー2025に選ばれたことを、とても誇りに思います。R5とA290は、我々のグループのどのモデルとも違い、ルノー、アルピーヌブランドのラインアップ展開において極めて重要で、ブランドの変革を導くモデルです。ルノーブランドにとってR5は、電動化を推し進めるゲームチェンジャーと位置付けられています。A290は、アルピーヌのドリームガレージの最初のモデルです」とコメントしている。
ルノー・グループチーフテクノロジーオフィサー/アルピーヌブランドCEOのフィリップ・クリフ氏は、「ルノー・グループは、全く違う様々なモデルに対応する新しい100%EV用のアンペア・スモールプラットフォームを開発しました。このプラットフォームを使用したA290は、デザイン、動力、そしてシャシーチューニング全てにおいてスポーツを基本とし、ファンであること、そしてローンチコントロールを使ったスポーティなドライビングの実現を目指しました」と述べている。