ニュース

ホンダ社員有志チーム「Honda R&D Challenge」、2025年シーズンも「シビックタイプR」でスーパー耐久に参戦

2025年2月28日 発表

Honda R&D Challengeの参戦マシン

 本田技術研究所/本田技研工業の従業員チーム“Honda R&D Challenge”は2月28日、2025年シーズンも「ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE」ST-2クラスにCIVIC TYPE R(FL5)で継続参戦すると発表した。

 Honda R&D Challengeのドライバーは、木立純一氏(広報領域/ニュルブルクリンクインストラクター)、柿沼秀樹氏(CIVIC TYPER[FK8/FL5]開発責任者)、石垣博基氏(車両ダイナミクス領域エンジニア)、小林天翔氏(パワーユニット領域エンジニア)、尾藤成氏(シャシー開発領域エンジニア)と、モータースポーツに関心のある従業員有志で立ち上げたプライベートチーム。

 2024年シーズンは、全レース完走を果たし3回の表彰台を獲得したものの、シーズン中盤まで車両トラブルをなかなか解決できず苦しい戦いを強いられた。ST-2クラスには新たにライバルチームが増えてさらに激しい戦いが予想されるが、チーム一丸となり強さと速さに磨きをかけて上位を目指して戦っていくとしている。

 Honda R&D Challenge チーム代表の木立純一氏は「昨年は、新たにCIVIC TYPE Rが増え激しいチャンピオン争いを想定し挑みましたが、シーズン後半までトラブル対応に追われ2年連続チャンピオン獲得は叶いませんでした。今シーズンは、チャンピオン奪還を目標にシーズンオフ中の準備も順調に進んでおりますので、開幕が楽しみです。また本活動を通じて魅力的なプロダクトを提案できる人材育成は継続して参ります。今シーズンもチーム一丸となって戦って参りますので、皆さまのご支援・ご声援をよろしくお願いします」とコメント。

 Honda R&D Challenge ドライバーでCIVIC TYPE R(FL5)開発責任者の柿沼秀樹氏は「現行FL5型でのスーパー耐久シリーズ参戦も4年目を迎え、多くのFL5オーナーさまやホンダファンの皆さまの前でライバルチームと共にレースを戦える事を心より楽しみにしています。これからも本チャレンジを通じて人とクルマを磨き上げながら、よりホンダらしい魅力的な価値創出とモータースポーツ文化の発展に繋げて参りたいと思いますので、皆さまの応援を是非ともよろしくお願いします」とコメントしている。

エントラント:Honda R&D Challenge
・チーム代表:木立純一氏
・クラス/ゼッケン:ST-2/743
・マシン:Honda R&D Challenge FL5(CIVIC TYPE R FL5)
・テクニカルサポート:有限会社 ターマック・プロ(代表:川口法行氏)