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三菱ふそう、大型トラック「スーパーグレート」に進化した高度運転支援機能「アクティブ・ドライブ・アシスト3」採用
2025年3月26日 11:48
- 2025年3月25日 発表
三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、大型トラック「スーパーグレート」に高度運転支援機能を改良した「アクティブ・ドライブ・アシスト3」を採用するとともに、車種ラインアップを追加して2025年3月より順次販売を開始する。価格はGVW25トン/リアエアサス/フルキャブ/プロラインの仕様で2832万1700円。
高度運転支援機能の「アクティブ・ドライブ・アシスト3」(オプション設定)には、新規搭載された「高速走行中の並走車回避サポート」によって、高速走行中に方向指示器を作動させて車線変更を行なう際、隣の車線を並走している車両を検知し、危険を回避するためにステアリング制御を行ない、車線維持をアシストする機能が追加された(60km/h以上で作動)。
FU型ショートキャブに総排気量10.7リッター「6R20」型エンジンの設定を新たに追加
また、「スーパーグレート」現行モデルで、FU型(6x2)ショートキャブモデルに総排気量10.7リッターの「6R20」型エンジンを設定した車型を新たに追加。
高床仕様のFU型は、ロールボックスパレットと呼ばれるキャスター付きの高さがある荷役台車に荷物を載せたまま運搬し、荷役作業を迅速かつ効率的に行なえるパレット輸送に適した車型。ショートキャブ仕様の場合、フルキャブ仕様と比較して貨物を積むスペースをより多く確保できるため、少ない回数でより多くの貨物を運べるメリットがある。
FU型ショートキャブに新規設定した「6R20」型エンジンは、燃焼システムの最適化により低燃費で力強い走破性を持つ優れた燃費効率のエンジンとなり、燃焼効率を高めることで小型軽量化も実現し、軽量化によって積載量も向上させた。
FU型はタイヤの数が少ないため、メンテナンスコストが削減できるメリットもあり、高い経済性と輸送効率を兼ね備えた「6R20」型エンジン搭載のFUショートキャブモデルを新規設定することで、環境に配慮した効率的な輸送を実現するという。