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三菱自動車、2024年度のフィリピン販売台数が2年連続過去最高を更新
2025年4月23日 16:40
- 2025年4月23日 発表
ベトナムの販売台数は2022年度以来の過去最高を記録
三菱自動車工業は4月23日、フィリピン共和国の2024年度の小売販売台数が前年度に比べ12%増の9万1639台(速報値)となり、2年連続で過去最高台数を更新したと発表した。また、ベトナム社会主義共和国における販売台数も前年度に比べ44%増の4万3065台(速報値)と、2022年度以来、2年ぶりに過去最高台数を記録した。
フィリピンでは、新モデルであるコンパクトSUV「エクスフォース」の投入効果に加え、7人乗りクロスオーバーMPV「エクスパンダー」が好調に推移。そして、息の長い人気を誇るコンパクトセダン「ミラージュG4」および、小型トラック「L300」が販売台数を押し上げたとのこと。また、自動車市場全体が拡大する中、三菱自動車の市場シェアは19.5%(同社調べ)と、前年度比1.0ポイント増とった。
ベトナムでは、エクスパンダーがベトナム国内における車種別販売台数で2024年度1位を獲得したほか、2024年3月に販売を開始したエクスフォースが2024年7月から2か月連続で月間1位を獲得するなど、好調な販売を継続。堅調に推移するベトナム自動車市場において、三菱自動車の市場シェアは13.3%(同社調べ)と、前年度比2.8ポイント増となった。
三菱自動車 代表執行役副社長(営業担当)の中村達夫氏は、「当社はフィリピンで60年以上、ベトナムでは30年以上、両国の自動車産業と経済の発展に貢献するとともに、アセアン戦略車の投入と、ブランドロイヤリティの高い販売ディーラー網の構築を通じて、お客さまからも強い信頼を得ております。今年度は、昨年フィリピンで世界初披露した『MITSUBISHI DST CONCEPT』の市販車を投入することで、アセアン市場でのプレゼンスを高めるとともに、最重要市場であるフィリピン、ベトナムでさらなる販売拡大を目指して参ります」とコメントしている。