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ホンダ、デトロイトショーで「NSXコンセプト」の進化版をワールドプレミア
内装を初公開。新型「MDXプロトタイプ」も公開
(2013/1/16 14:10)
本田技研工業は1月14日(現地時間)、2013年デトロイトモーターショー(会期:1月14日~27日)で「NSXコンセプト」の進化版と、新型「MDXプロトタイプ」をワールドプレミアした。
NSXコンセプトのインテリアを初公開
NSXコンセプトは昨年のデトロイトショーで初公開されたモデル。次世代V型6気筒 VTEC直噴エンジンをミッドシップレイアウトするとともに、エンジンと高効率モーターを内蔵したデュアル・クラッチ・トランスミッションを組み合わせ、前輪の左右を独立した2つのモーターで駆動する電動式の4輪駆動システムを搭載したハイブリッドシステム「Sport Hybrid SH-AWD(Super Handling All Wheel Drive)」を搭載する。
エクステリアデザインは「クリーン・モダン・シンプルのコンセプトを際立たせ、高いパフォーマンスの可能性を感じさせるロー&ワイドで力強くなめらかなスタイリングへと進化」したとしており、フロント&リアバンパー、ホイールなどの造形がこれまでと異なっていることが見て取れる。
また、これまでエクステリアのみの公開となっていたが、今回インテリアを初公開。そのインテリアのコンセプトは「ヒューマン・サポート・コックピット」とし、広い視認性とエキゾチックなドライビングポジション、直感的なインターフェイスのコックピットを採用し、ドライバーが運転に集中できる空間を提供すると言う。
MDXのプロダクションモデルは2013年半ばに米国で発売
MDXプロトタイプは、次世代デザインのフロントグリルや「ジュエルアイ」と名付けられたLEDヘッドライトを採用し、空気の流れを感じさせる造形を表現。全高は現行モデルより1.5インチ低くしつつ、同等のインテリアスペースを確保した高効率パッケージを実現したと言う。
また、新型となる直噴のV型6気筒3.5リッターSOHC i-VTECエンジンを採用して高トルクと低燃費を両立するとともに、前後サスペンションの一新と軽量化シャシーの採用により、加速性能と快適性を両立させたとしている。
なお、MDXのプロダクションモデルは2013年半ばに米国で発売される予定。