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最新のMINI ジョン・クーパー・ワークスが体験できたナイトイベント「JCW RACING NIGHT presented by MINI」開催

2025年5月9日 開催
最新ジョン・クーパー・ワークス全モデルを集めたイベント「JCW RACING NIGHT presented by MINI」を開催

新型MINIをおさらい

 ビー・エム・ダブリューは5月9日、BMW GROUP Tokyo Bay(東京都江東区青海)でMINIのハイパフォーマンスモデル「JOHN COOPER WORKS(ジョン・クーパー・ワークス)」の全モデルを集めたイベント「JCW RACING NIGHT presented by MINI」を開催した。

 新型MINIをおさらいすると、2023年11月に新型「MINI カントリーマン」がMINI新世代モデルの第1弾として登場。2024年3月にはMINI カントリーマンのラインアップにBEVが追加されるとともに、MINI新世代モデルの第2弾として新型「MINI クーパー 3ドア」が披露され、ガソリンモデルの「MINI クーパー C 3ドア」と「MINI クーパー S 3ドア」、日本におけるMINIの量産モデルとして初となるBEV(バッテリ電気自動車)の「MINI クーパー E 3ドア」と「MINI クーパー SE 3ドア」をラインアップすることがアナウンスされた。

MINI カントリーマン
MINI クーパー 3ドア

 そして2024年6月には、MINI新世代モデルの第3弾にあたるBEV専用クロスオーバーモデル「MINI エースマン」とともに、MINI新世代モデルの第4弾としてガソリンエンジン搭載モデルのみのラインアップとなる「MINI クーパー 5ドア」を日本導入。同年10月にオープンモデル「MINI クーパー コンバーチブル」が追加された。

MINI エースマン
MINI クーパー 5ドア
MINI クーパー コンバーチブル

 また、ハイパフォーマンスモデルのJCW(ジョン・クーパー・ワークス)としては、2024年10月にガソリンモデルの「MINI ジョン・クーパー・ワークス」「MINI ジョン・クーパー・ワークス コンバーチブル」を導入。パワートレーンは直列4気筒2.0リッターMINIツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、最高出力170kW/5000rpm、最大トルク380Nm/1500-4000rpmを発生。これに7速ダブル・クラッチ・トランスミッションを組み合わせたほか、ジョン・クーパー・ワークス専用チューニングが施されたスポーツサスペンションなどを採用してドライビングパフォーマンスが高められている。

ガソリンモデルの「MINI ジョン・クーパー・ワークス コンバーチブル」(左)と「MINI ジョン・クーパー・ワークス」(右)

 さらに2025年2月にはBEVモデルのハイパフォーマンスモデルとして「MINI ジョン・クーパー・ワークス E」「MINI ジョン・クーパー・ワークス エースマン E」を発売。ともに電気モーターで前輪を駆動する2WD(FF)で、最高出力190kW(258PS)/最大トルク350Nmを実現。ボディ床下に収納されるリチウムイオン電池の容量は54.2kWhで、一充電での走行可能距離はMINI ジョン・クーパー・ワークス Eが421km、MINI ジョン・クーパー・ワークス エースマン Eが403km。

会場に展示された最新JCWモデル

ジムカーナコースのようなステージをJCWモデルが全開走行

 このように続々と新世代MINIのラインアップが登場している状態の中、「JCW RACING NIGHT presented by MINI」の主役はもちろんJCW。19時スタートとナイトイベントであること、そして雨天という状況にも関わらず、会場は多くの来場者の熱気で包まれた。

 イベントホール内にはBEVのMINI ジョン・クーパー・ワークス EとMINI ジョン・クーパー・ワークス エースマン Eとともに、モンテカルロラリー仕様のクラシックMiniを展示してJCWの世界観を表現していた。ちなみにJCWとは1960年代にモータースポーツ界を席巻したジョン・クーパー氏の名前から取ったもので、ジョン・クーパー氏は1960年代にクラシックMiniを素材にしたレーシング活動に関わり、チューニングされたMiniでモンテカルロ・ラリーを3度制している。

MINI ジョン・クーパー・ワークス E。ボディサイズは3860×1755×1460mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2525mm
MINI ジョン・クーパー・ワークス エースマン E。4080×1755×1515mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2605mm
モンテカルロラリー仕様のクラシックMini

 そして自ら最新のJCWモデルのステアリングを握れた一般道試乗とともに会場内で行なわれたのは、プロドライバーが運転するJCWの助手席でポテンシャルの高さを存分に体験できるレーシング・タクシーだ。レーシング・タクシーではガソリンモデルのMINI ジョン・クーパー・ワークス、BEVのMINI ジョン・クーパー・ワークス Eが稼働し、ジムカーナコースのようなステージを全開走行した。体験した来場者からは笑顔が絶えず、ガソリンモデル同様にBEVのJCWからもゴーカートフィーリングを存分に感じ取ることができたようだ。

ナイトセッションでJCWモデルの性能を体感できた

「想像以上にJCWのBEVモデルを選択されるお客さまが多い」とはMINI 営業部門の担当者談。ガソリンモデルとともに新たにBEVもラインアップに追加されたJCW、今回のイベントに参加できなった方はディーラーでその性能を確かめてほしい。