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独アウディ、ジュネーブショーで新型「TT」をワールドプレミア

初代TTのデザインを再解釈。メーターパネルはフルデジタル化

新型「TT」のデザインスケッチ
2014年2月20日(現地時間)発表

1月に米国で開催された家電ショー「2014 International CES」で発表となった新型TTのコクピット

 独アウディは2月20日(現地時間)、ジュネーブモーターショー(プレスデー:3月4日、5日、一般公開日:3月6日~16日)で新型「TT」を公開すると発表した。

 TTは1998年に初代モデルが登場し、今回の新型TTで3代目となる。その3代目は初代TTのデザインを再解釈したものとなっており、「第一世代のクラシックなデザインを連想させる」という。

 公開されたイラストを見ると、エクステリアでは現行TTと形状が異なるシングルフレームグリル、ボンネットフードのVパターンデザイン、よりシャープなヘッドライトが与えられており、これらはR8に近いデザインとなっている。また、現行TTではアウディのエンブレム「フォーリングス」はシングルフレームグリル内に収まるが、新型TTではR8と同じくボンネットフード先端に配置される。オプションとして、2013年のフランクフルトショーで公開となった新型「A8」で採用した「マトリックスLED」も設定されている。

 また、インテリアは1月に米国ネバダ州ラスベガスで開催された家電ショー「2014 International CES」で公開されており、メーターパネルをフルデジタルで描画するバーチャルコクピットを搭載することがアナウンスされている。詳細は関連記事(http://car.watch.impress.co.jp/docs/event_repo/CES2014/20140130_633043.html)を参照されたい。

(編集部:小林 隆)