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レクサス、北京ショーで新型コンパクトクロスオーバーSUV「NX」発表

2.0リッターターボの「NX200t」、2.5リッターハイブリッドの「NX300h」をラインアップ

NX200t "F SPORT"
2014年4月20日発表

 レクサス(トヨタ自動車)は4月20日、北京モーターショーにおいて新型コンパクトクロスオーバーSUV「NX」を発表した。2.0リッターターボの「NX200t」、2.5リッターハイブリッドの「NX300h」をラインアップし、発売は2014年後半を予定している。

LEXUS、コンパクトクロスオーバーSUV「NX」をワールドプレミア

 NX200tは、同ブランド初の直列4気筒 2.0リッターターボエンジン「8AR-FTS」を採用。最高出力は175kW(238PS)/4800~5600rpm、最大トルクは350Nm(35.7kgm)1650~4000rpm。

NX200t "F SPORT"
NX200t "F SPORT"

 水冷式エキゾーストマニホールド一体シリンダーヘッド+ツインスクロールターボチャージャーを世界初採用したほか、ターボ用直噴技術D-4STや、可変角を拡大した連続可変バルブタイミング機構VVT-iWなど、新技術を多く採用した。新開発のターボエンジンに合わせて新開発の6速ATを搭載。走行状態に応じて必要なエンジントルクを算出する駆動力オンデマンド式の新制御ロジックを採用することで、ターボエンジンのトルクを最大限に活用し、アクセル操作に対する優れたレスポンスを実現し、爽快な加速感と低燃費を両立するという。駆動方式は、2WD(FF)と4WDを用意。アイドリングストップ機能もブランド初採用。エンジン再始動のレスポンスも世界トップレベルを実現したとする。

直列4気筒 2.0リッターターボエンジン「8AR-FTS」

 NX300hは、直列4気筒 2.5リッターアトキンソンサイクルエンジン「2AR-FXE」と高トルクモーターを内蔵したハイブリッドシステムを搭載。トランスミッションは電気式無段変速で、システム出力は145kW(197PS)。駆動方式は、2WD(FF)と4WDを用意するが、4WDはE-Fourとなる。

LEXUS、コンパクトクロスオーバーSUV「NX」をワールドプレミア(開発ダイジェスト)

(編集部:谷川 潔)