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GE Honda エアロ エンジンズ、小型ターボファンエンジンHF120の出荷開始
メンテナンスサービス施設はホンダ エアロ インク
(2014/5/21 14:58)
本田技研工業とゼネラル・エレクトリック(GE)による折半出資子会社であるGE Honda エアロ エンジンズ(GE Honda Aero Engines)は5月19日、量産型ターボファンエンジン「HF120」を、ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company)に出荷したと発表した。2004年にホンダとGEが航空用エンジン合弁会社として設立したGE Hondaにとって、初めての量産エンジン出荷になる。
HF120は定格推力2095ポンドのエンジンで、推力重量比は5以上となるターボファンエンジン。高圧・低圧タービンと空力性能を向上させたカウンターローテーティング2軸システムを持つ。
GE Hondaのテリー・シャープ社長は、「量産エンジンの出荷開始は、HF120プログラムにおける重要な節目であり、引き続きお客様へのサポート体制を強化していきます。HF120は現在、マサチューセッツ州リンにあるGEの工場で量産立ち上げが行われておりますが、年内にノースカロライナ州バーリントンのホンダ エアロ インク(Honda Aero, Inc.)へ生産を移管すべく準備を進めています」とコメントしている。
また、メンテナンスサービス施設(MRO:Maintenance Repair and Overhaul)として、ホンダ エアロ インクを選定。HF120の修理やオーバーホールを委託する。