日産、「スカイライン 200GT-t」にダイレクトアダプティブステアリングをオプション設定

　日産自動車は11月13日、6月に発売した「スカイライン」の新グレード「200GT-t」に「ダイレクトアダプティブステアリング＆アクティブレーンコントロール」をオプション設定して発売した。同オプション装備の価格は32万4000円。「200GT-t Type P」「200GT-t Type SP」の2グレードに設定される。

　スカイラインのハイブリッド車に搭載されている「ダイレクトアダプティブステアリング」は、「応答遅れのないクィックなハンドリング」「高い直進安定性による安心感」を実現する、ステアリングの動きを電気信号に置き換えてタイヤを操舵する世界初のステアリングシステム。このステアリングシステムの選択と同時に設定される「アクティブレーンコントロール」は、70km/h以上での高速走行時に車線（白線）に対する車両の向きをカメラで検知し、タイヤの角度と操舵反力を微調整する世界初の技術となる。

　この「ダイレクトアダプティブステアリング＆アクティブレーンコントロール」を選択すると、ドライブモードセレクターの「パーソナルモード」で選択できるカスタマイズバリエーションが従来の12通りから72通り（エンジン＆トランスミッション3通り、ステアリング4通り、アクティブレーンコントロール3通り、コーナリングスタビリティアシスト2通り）に拡大する（ハイブリッド車は96通り）。

ステアリングの動きを電気信号に置き換えてタイヤを操舵する「ダイレクトアダプティブステアリング」

70km/h以上での高速走行時に車線（白線）に対する車両の向きをカメラで検知し、タイヤの角度と操舵反力を微調整する「アクティブレーンコントロール」