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スバル、「WRX S4」「WRX STI」の一部改良で「アドバンスドセイフティパッケージ」を採用
「2.0GT EyeSight」は新ダンパーの採用などで乗り心地を向上
(2015/6/30 11:00)
- 2015年6月30日発売
- WRX S4:334万8000円~356万4000円
- WRX STI:379万800円~411万4800円
スバル(富士重工業)は6月30日、「WRX S4」「WRX STI」を一部改良して発売した。価格はWRX S4が334万8000円~356万4000円、WRX STIが379万800円~411万4800円。
グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
WRX S4 2.0GT EyeSight | 水平対向4気筒 DOHC 2.0リッター直噴ターボ「FA20」 | CVT(スポーツリニアトロニック) | 4WD | 3,348,000円 |
WRX S4 2.0GT-S EyeSight | 3,564,000円 | |||
WRX STI | 水平対向4気筒 DOHC 2.0リッターツインスクロールターボ「EJ20」 | 6速MT | 3,790,800円 | |
WRX STI Type S | 4,114,800円 |
今回の一部改良では、WRX S4とWRX STIに、走行時の後側方検知や後退時の左右後方検知を行う「スバルリヤビークルディテクション」、左前方の死角を確認可能とする「サイドビューモニター」、ヘッドライトのハイビーム/ロービームの自動切替機能「ハイビームアシスト」をセットにした「アドバンスドセイフティパッケージ」(WRX S4はアイサイトアシストモニター付)を、オプション設定として用意した。
アイサイト(ver.3)を搭載するWRX S4では、「アドバンスドセイフティパッケージ」を装着することで、車両周辺の全方位の安全性を高め、さらなる総合安全性能の強化を図った。
また、WRX S4においては、「2.0GT EyeSight」グレードで、サスペンションにフリクションを最適化した新ダンパーを採用。作動時のフリクションの変動を抑えることで、微小なストロークでもダンパーの減衰力が働くようにし、路面の凸凹を乗り越えた際の振動を抑え、乗り心地を向上させた。
一方、上位グレードの「2.0 GT-S EyeSight」では、メーカー装着オプションとして245/40 R18のハイパフォーマンスタイヤや電動チルト&スライド式を採用したサンルーフを設定している。
WRX S4の全モデルで、フロントウインドーに遮音中間膜の追加や、ボディーへの吸音材を追加など振動・騒音対策を強化、高速走行時の風切り音やロードノイズを低減し、静粛性の向上を図った。
そのほか、WRX S4とWRX STIの全モデルで、パワーウインドースイッチのエッジ部分にクロームメッキ加飾を施したほか、センターコンソールに設置したUSB電源出力を従来の1Aから2Aに強化。新色のボディーカラーとして「ピュアレッド」を設定している。