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フィアット、NDロードスターベースの新型「124 スパイダー」を世界初公開

初代124 スパイダーが2016年に50周年を迎えることから名称を復活

2015年11月18日(現地時間)発表

LAオートショーのプレスカンファレンスには、FCAグループのCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)であるオリバー・フランソワ氏が登壇した

 伊フィアット クライスラー オートモービルズ(FCA)は11月18日(現地時間)、2015年ロサンゼルスオートショーで新型「フィアット 124 スパイダー」のワールドプレミアを実施した。

プレスカンファレンスで初公開された124 スパイダー

 マツダ「ロードスター(ND)」をベースにして開発が進められていた、FCAの新型2シーターオープンモデル。一時期はアルファ ロメオから登場するとも言われていたが、フィアットから発売することになり、「124 スパイダー」の名称を復活させることになった。初代の124 スパイダーは1966年に発表されていて、2016年で50周年を迎える。新型の124 スパイダーは50年の時を経て再び市販されることになる。

 エクステリアデザインは、ベースとなるNDロードスターの面影を感じさせないフィアット独自のスタイリングを確立。エンジンはフィアット製の直列4気筒1.4リッター「マルチエアターボ」を搭載し、最高出力160HP、最大トルク250Nm(184lb-ft)を発揮する。

(真鍋裕行)