【タイモーターエキスポ2015】「ナバラ」と「エクストレイル ハイブリッド」が双璧をなす日産ブース

　日産自動車は、「タイモーターエキスポ2015」（一般公開：12月2日～13日）の会場で、「エクストレイル ハイブリッド」などを大々的にアピール。

　ブース内には日本ではお目にかかれないクルマが多数展示された。1年あまり前に現行モデルが登場した、人気の高い主力ピックアップの「ナバラ NP300」や、スタイリングが高く評価されている小型MPVの「リヴィナ」、当初は1.2リッター未満の排気量で燃費が20km/L以上のクルマが優遇されたタイのエコカープログラムにいち早く適合を図ったことで、現地でエコカーの代名詞として知られているという小型セダンの「アルメーラ」などが並べられた。

主力ピックアップ「ナバラ NP300」

小型セダン「アルメーラ」。価格は43万7000バーツ（約149万円）～

　さらには、タイでは「NISMO」ブランドはまだ導入されていないが、「SPORTECH」というスポーティバージョンが多くの車種で展開されており、その姿を見ることができた。また、日本にはない190HP/240Nmを発生する1.6リッターターボ「MR16DDT」エンジンを搭載し、スタイリッシュなエアロパーツをまとった「シルフィ」も誇らしげに展示されていた。タイではこうした仕様が憧れの対象であるようだ。

190HP/240Nmを発生する1.6リッターターボ「MR16DDT」エンジンを搭載した「シルフィ」。エアロパーツをはじめカーボン柄のドアミラーやアルミペダルなどを装着し、全体的にスポーティな仕上がりを見せる