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独BMW、「M2 クーペ」をベースにした最新のMotoGPセーフティカーを公開

2016年2月9日(現地時間)発表

 独BMWは2月9日(現地時間)、オートバイレースの最高峰「MotoGP」で使われる「M2 クーペ」をベースにした最新のセーフティカーを公開した。

「M3」「M5」などのハイパフォーマンスモデルを手掛けるBMW Mは、1999年からMotoGPとパートナーシップを結んでセーフティカーを供給。すでに2020年までの提携関係を発表しており、今回M2 クーペをベースにした最新のセーフティカーの画像が公開された。

 セーフティカーの製造はBMW Mの工場で行なわれ、エクステリアではルーフにLEDのフラットライトバーが備わるとともに、M4 GTSのデザインにインスピレーションを受けたカーボン製のGTウイングや、専用のフロントスカートやリアディフューザーなどが与えられる。また、カーボンセラミック製のブレーキシステムを搭載してストッピングパワーを高めるとともにバネ下重量を軽減。触媒やフラップシステムなしのエキゾーストシステムなども採用する。

 また、ホイール、ブレーキキャリパー、GTウイングのマウント、ロールケージ、シートブラケット、ステアリングのスポーク部などはゴールドカラーで仕上げられ、特別なモデルであることを強調している。

M2 クーペMotoGPセーフティカー

(編集部:小林 隆)