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ポルシェ ジャパン、新社長にフォルクスワーゲンのブランドディレクターを務めるイモー・ブッシュマン氏が就任

2025年5月21日 発表
2025年8月1日付でポルシェ ジャパンの新しい代表取締役社長に就任するイモー・ブッシュマン氏

 ポルシェ ジャパンは5月21日、現在フォルクスワーゲン グループ ジャパンのブランドディレクターを務めるイモー・ブッシュマン氏が、8月1日付で新しい代表取締役社長に就任すると発表した。ブッシュマン氏は2025年1月付けでポルシェチャイナ(中国)、香港およびマカオのヴァイスプレジデントおよび最高執行責任者(COO)として上海に異動したフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ氏の後任となる。

 ブッシュマン氏はハンブルク大学卒業後、1998年にアウディ本社に入社。アウディ ジャパンのマーケティングゼネラル マネージャーを含む役職を経て、2010年にフォルクスワーゲン本社でフォルクスワーゲン乗用車ブランド・アジアマーケット・ゼネラル マネージャー、その後アジアに戻り2014年にアウディ マレーシアでマネージングディレクターを務めたほか、2016年から上海フォルクスワーゲンでセールス・シニアディレクター、2021年には上海汽車フォルクスワーゲン販売会社の副社長などの要職を歴任。その後、2024年8月1日よりフォルクスワーゲン グループ ジャパンでフォルクスワーゲンブランドディレクターを務めている。

 今回の発表について、ポルシェAGセールスおよびマーケティング担当取締役のマティアス・ベッカー氏は「イモー・ブッシュマンは、アジアや日本における豊富な実績とともにグローバルに経験を積んできたビジネス・エキスパートであり、フォルクスワーゲン・グループのブランド企業で様々な管理職を歴任してきました。彼の就任により、戦略的に重要な日本の市場において、私たちはポルシェブランドの成功をさらに発展させていく先見の明を持ったリーダーを得ることができました」と述べている。