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BYD、認定中古車に初度登録から10年30万kmの「パワーバッテリSoH保証制度」を新設

2025年6月2日 発表
認定中古車の制度概要。新しいBYD認定中古車では、これまでの保証に加えて、新たに「バッテリのSoH延長保証」が追加された

 BYD Auto Japanは6月2日、BYD認定中古車に対して初度登録から10年30万kmまで「パワーバッテリSoH」の保証制度の適用を6月1日より開始すると発表した。

 SoH(State of Health)は、バッテリの健全度や劣化状態を表す指標で、BYDではすでに2025年4月から、新車向けに「10年30万kmパワーバッテリSoH延長保証」制度を導入しており、今回は新たにBYD認定中古車に適用を拡大した。

 これまでBYDの認定中古車は、「5年間走行距離無制限の一般保証」「8年15万kmの高電圧部品保証」を付帯していたが、今回はこれらに加えて、新たに「10年30万kmのパワーバッテリSoH延長保証」を標準設定することで、国内ではトップクラスの認定中古車保証制度を整えた。

 また、今回の保証制度の導入に合わせて、中古車/既販車向けに、点検や車検、基本的な定期交換部品等が含まれた有料のメンテナンスパッケージ「BYD eパスポートライト」も同時に導入。BYD認定中古車でも安心して購入してもらえる体制を整える。