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【ル・マン24時間 2025】トヨタ、決勝はGR010 HYBRID 8号車が10番手、7号車は17番手スタート

2025年6月13日 発表
GR010 HYBRID 8号車

 TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は6月12日(現地時間)、2025年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)第4戦となる第93回ル・マン24時間に向けた「ハイパーポール2」でGR010 HYBRID 8号車が10番手グリッド獲得。6月14日16時から行なわれる決勝は、GR010 HYBRID 8号車が10番手グリッド、GR010 HYBRID 7号車は17番手グリッドからスタートする。

 前日6月11日の予選で「ハイパーポール」への進出を決めた、GR010 HYBRID 8号車のセバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮組は、予選トップ15に入ったハイパーカーによる「ハイパーポール1」でハートレー選手のアタックによって6番手タイムをマーク、上位10台がポールポジションを争う「ハイパーポール2」への進出を果たした。しかし、ブエミ選手がアタックを担当した「ハイパーポール2」ではパンクに見舞われ、最終的にスターティンググリッドは10番手となった。

GR010 HYBRID 7号車

 一方、小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ニック・デ・フリース組のGR010 HYBRID 7号車は、17番手グリッドから決勝をスタート。TGRチームは、6月8日のテストデーを皮切りに、4回の公式練習セッションと、予選、ハイパーポールを含む合計16時間の走行を行ない、GR010 HYBRIDの2台あわせて420周以上、約5800kmの距離を走破。この準備期間を経て、全クラス計62台が争うル・マンでの6勝目に向けた挑戦の準備を整えた。

 決勝グリッド上位の結界は以下の通り。

WEC第4戦ル・マン24時間 ハイパーポール2結果

1:12号車キャデラック V-Series.R(アレックス・リン/ノルマン・ナト/ウィル・スティーブンス組)
2:38号車キャデラック V-Series.R(アール・バンバー/セバスチャン・ブルデー/ジェンソン・バトン組)
3:5号車ポルシェ 963(ジュリアン・アンドラウアー/ミカエル・クリステンセン/マシュー・ジャミネ組)
4:15号車BMW M Hybrid V8(ドリス・バンスール/ラファエル・マルチェッロ/ケビン・マグヌッセン組)
5:4号車ポルシェ 963(フェリペ・ナッセ/ニック・タンディ/パスカル・ウェーレイン組)