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ホンダの建て替え前の青山本社ビル内を、電動トライアルバイク「RTL Electric」が爆走!

2025年7月8日 公開
ホンダ青山ビル内をEVバイクが走り回る動画が公開された

 本田技研工業は7月8日、ホンダの二輪トライアル競技選手であるミケール・ジェラベルト選手が電動トライアルバイク「RTL Electric」で、建て替え前のホンダ青山本社ビルを内を爆走する動画を公開した。

 東京南青山にある「ホンダ青山ビル」は1985年に2代目の自社ビル本社として建設。2030年度の完成を目標に、同地に新たなビルを建設する。1階にあったHondaウエルカムプラザ青山はすでに2025年3月31日で休館となっていて、ホンダ青山ビル内の業務も2025年5月で終了した。

 今回の企画は、「RTL Electric × Honda AOYAMA Building First & Last Challenge」と題し、まさに取り壊しが決まった建物と、排出ガスの出ないEVバイクだから実現できた「最初で最後」の挑戦となる。

Hondaウエルカムプラザ青山に足を運んだことのある人なら、見覚えがあるであろう2階へと続く階段もバイクで爆走

 ストーリーは、同じ二輪ホンダの契約ライダーであるトニー・ボウ選手とガブリエル・マルセリ選手が、「ホンダの偉い人にあいさつしに行くぞ」と、ミケール選手に電話するところからスタート。そして、遅れて到着したミケール選手は、いきなり止めてあった電動トライアルバイク「RTL Electric」に乗車。

途中でホンダ社員と握手を交わすミケール選手
何も書いていないように見えるが実は美術作品の額縁の前で休憩するミケール選手

 ショールーム、オフィス、玄関、階段、裏庭、大会議室まで、ありとあらゆるスペースを走行して、途中で仕事中のホンダ社員と握手を交わしつつ、トニー選手とガブリエル選手を追いかける。

 その後、役員室前でトニー選手とガブリエル選手、さらに藤波貴久マネージャーも「ミケール! お前バイクで来たのか!?」と驚きながらも無事に合流。最後は三部敏宏社長に笑顔で迎えられ、記念撮影をしてフィニッシュを飾った。

藤波貴久マネージャーもバイクで来たミケール選手にビックリ!
ホンダの三部敏宏社長が笑顔で出迎えてくれた
【ダイナミックな走行!】RTL ElectricがHonda青山ビルを駆け回る(2分30秒)