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ジャガーTCSレーシングのエバンス選手「僕たちは正しい方向に向かっている」 フォーミュラEロンドン大会に向けた意気込み語る

2025年7月15日 開催
ジャガーTCSレーシングのミッチ・エバンス選手

 フォーミュラE「ABB FIAフォーミュラE世界選手権」に参戦するジャガーTCSレーシングのミッチ・エバンス選手は7月15日、オンラインで開催されたラウンドテーブルに参加、7月26日〜27日に英ロンドンで開催されるシーズン11の第15戦、第16戦に向けた意気込みなどを語った。

 エバンス選手は、ジャガーTCSレーシングがフォーミュラEにデビューした2016年以来、チームの要として活躍。2019年には、ローマ大会でジャガーにフォーミュラE初優勝をもたらした実力の持ち主。

 今シーズンのエバンス選手は、先日独ベルリン大会で開催された第13戦で優勝し、この勝利によってシーズン11と続いてきたフォーミュラEの歴史の中で、エバンス選手の累積勝利数は14となり、セバスチャン・ブエミ選手の累積勝利数14と並び歴代1位となった。

 今シーズンのジャガーTCSレーシングについては、現在162ポイントとチームランキング4位。第13戦でのエバンス選手の優勝に続いて、第14戦ではチームメイトのニック・キャシディ選手が優勝しており、チームとしてはこうした流れを活かしながら、すでに来シーズンのチャンピオンシップを見据えた戦いが始まっているという。

 シーズン11を締めくくるロンドン大会の第15戦、第16戦に向けて、エバンス選手は、「ロンドンでは2つのレースが控えており、チャンピオンシップを争うための改善を続ける努力をしています。今の僕たちは正しい方向に向かっていると思うけど、来シーズンの開幕戦からチャンピオンシップを争える位置に自分たちを置けると確信するためには、もう少し一歩踏み込んだ検証が必要になると思う」との思いを話していた。