三菱ふそう、300名規模の中途採用実施 日本、UAE、ポルトガルの3か国で人材採用

三菱ふそうの「プロダクト・センター」

　三菱ふそうトラック・バスは7月16日、2025年7月よりグローバルで計300名以上の正社員の中途採用活動を開始したと発表した。同採用活動では、日本、アラブ首長国連邦（UAE）、ポルトガルの3か国で人材を採用。300名規模の中途採用は、三菱ふそうとしては最大規模という。

　募集職種は、営業やアフターサービス、人事、IT、購買、研究開発、財務、品質管理、サプライチェーン管理、法務、コンプライアンスなど、間接部門の多様な職種で募集を行なうとしていて、7月から順次募集職種を増やす予定。

　同採用活動は、三菱ふそうと日野自動車との経営統合により、統合新会社が発足予定の2026年4月以降、三菱ふそうが現在の親会社であるダイムラートラックの連結対象から外れる見込みであることを受けたもの。この採用活動によって採用された社員は、統合新会社ではなく三菱ふそうにて勤務する予定。

　三菱ふそうとしては、外部からの中途採用を大規模に行なうことで、経営統合後もさらなる競争力強化につなげ、FUSOブランドの継続的成長を目指した措置としている。