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ホンダ、「サステナブルロケット」実験機を「ジャパンモビリティショー2025」で展示

Honda 0シリーズの新型モデルを含む4つのモデルを世界初公開

編集部：椿山和雄

2025年9月30日 16:07

2025年9月30日発表

実験機「サステナブルロケット」

　本田技研工業は9月30日、2025年6月に北海道大樹町で離着陸実験を行なった「サステナブルロケット」について、実際の実験機を「ジャパンモビリティショー2025」（プレスデー：10月29日～30日、一般公開日：10月31日～11月9日）に展示すると発表した。

　カーボンニュートラル社会を目指すホンダが取り組むのは、ロケット機体の再使用技術だけでなく再生可能燃料を使った「サステナブルロケット」の実現。ホンダの挑戦は、地球を超え、宇宙へと広がっていることを紹介する。

ワールドプレミア4モデルをジャパンモビリティショーに出展

　ジャパンモビリティショー2025においてホンダは、ワールドプレミアモデルとして「Honda 0（ゼロ）シリーズ新型プロトタイプ」「四輪小型EVプロトタイプ」「二輪EVコンセプトモデル」「Honda e-MTB プロトタイプ」を出展する。

「Honda 0（ゼロ）シリーズ新型プロトタイプ」は、Honda 0シリーズの価値をより多くの人に体感してもらえるモデルとして、同シリーズのラインアップに新たに加わるSUVモデルのプロトタイプを世界初公開。

「四輪小型EVプロトタイプ」は、ホンダらしいFUNを追求し、使い勝手のよさとホンダならではの「操る喜び」の両立を目指して開発した小型EVのプロトタイプを世界初公開。ホンダらしい遊び心に満ちたモデルとして、日常に新たな刺激と高揚感をもたらすモデルという。なお、同モデルは日本、英国、アジア諸国の小型EVの需要の高い国で走行試験を実施しており、ホンダの目指す「Fun to Drive」に磨きをかける。

「二輪EVコンセプトモデル」は、既成概念にとらわれない新しいアプローチによって、驚きや感動、新たな体験を提供する電動二輪のコンセプトモデルを世界初公開。

「Honda e-MTB プロトタイプ」は、2023年にコンセプトモデルとして発表した、「Ride Natural・Reach New Peaks」をコンセプトに開発した、ハイエンド電動アシスト付きマウンテンバイク（e-MTB）の市販予定車を世界初公開する。

　すべての展示物については10月29日のプレスデーにて発表される。

実験機「サステナブルロケット」が展示されるホンダブース

　このほかにもホンダブースでは、“夢”の力が生み出した「陸・海・空」の幅広いモビリティを展示。

　ホンダは創業以来、夢を原動力に、技術と独創的なアイデアで、総合モビリティカンパニーとして、人と社会の可能性を広げるモビリティの創造にチャレンジしてきた。今回のブースでは、最新の技術でこの”夢”をかたちにした四輪・二輪の製品を中心に、「陸上」だけでなく、「海」や「空」でも活躍する幅広いホンダのモビリティを展示。夢を原動力に、独創的な技術とアイデアでかたちにした、ホンダの夢のモビリティを会場で体感できるようにする。

ホンダブース展示物一覧（予定）

「陸」のモビリティ

コンセプトモデル：「二輪EVコンセプトモデル」「EV Urban Concept」

EV Urban Concept

市販予定モデル：「Honda 0 SALOON プロトタイプ」「Honda 0 SUV プロトタイプ」「Honda 0シリーズ新型プロトタイプ」「四輪小型EV プロトタイプ」「CR-V e:HEV プロトタイプ」「CB1000F」「CB1000F SE」

Honda 0 SALOON プロトタイプ

Honda 0 SUV プロトタイプ

CB1000F Concept

CB1000F SE Concept

欧州市販予定モデル：「Honda e-MTB プロトタイプ」

北米市販予定モデル：「Acura RSX Prototype」

Acura RSX Prototype

市販モデル：「PRELUDE」「N-ONE e:」「CR-V e:FCEV」「CUV e:」「Rebel 1100 S Edition （DCT）」「Rebel 250 S Edition E-Clutch」「CRF 1100L Africa Twin Adventure Sports ES （DCT）」「CT125・ハンターカブ」「DAX125」「Monkey125 カスタム」