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デンソー、未来の移動を体験できる「4人乗りシミュレーションカー」をジャパンモビリティショー2025に出展
2025年10月17日 11:18
- 2025年10月16日 発表
デンソーは10月16日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「ジャパンモビリティショー 2025」(プレスデー:10月29日~30日、一般公開日:10月31日~11月9日)の出展概要を発表した。出展ブースの位置は西展示ホール4階/3・4ホール(W4208)。
今回は「技術が変える未来のかたち 街、つなぐ、モビリティ」をテーマに、クルマの進化を起点としたデンソーの技術が、クルマと街、クルマと人をつなぎ、社会に新たな価値を生み出す未来を、シミュレーションカーや体感型シアターのほか、映像や実製品を用いたプレゼンテーションなどを通じて紹介する。
また、未来のモビリティ社会に向けて多様化する人々のニーズに応えるため、ソフトウェアによって進化し続けるクルマ、SDV(Software-Defined Vehicle)が主流となり、移動体験が大きく変化することで、未来のモビリティがクルマのユーザーや社会にもたらす価値と、それを支えるデンソーの取り組みや技術を紹介するという。
4人乗りのシミュレーションカーでは、家族や友人と一緒に「人によりそうモビリティ」が描く未来の移動を体験できるほか、クルマと社会をつなぎ、未来の移動を支える「SDVプラットフォーム」と、それによって実現する未来の移動の姿を、映像と連動した対話型プレゼンテーションで紹介。
さらに、SDVプラットフォームを開発するエンジニアが、クルマの各機能を制御するECUを集約した統合モビリティコンピューターなどのSDVに関連する技術について、来場者との対話も実施する。そのほかにも、クルマの進化を支える半導体のウエハ製造技術や、高性能半導体の開発に向けた取り組みも展示する。
加えて、地球温暖化などの環境問題が深刻化する中、クルマの環境負荷低減は喫緊の課題となっていることから、クルマの環境負荷低減のための技術や、クルマと社会インフラをつなげて社会全体でエネルギーを賢く使う仕組みなど、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みも紹介する。
体感型シアターでは、映像・特殊効果などを組み合わせ、デンソーのエネルギーマネジメントの取り組みが実現する未来のワンシーンを紹介。また、最新の電動化技術である「平置き両面冷却構造の新型インバーター」や、クルマの廃熱を効率的に管理・最適化するなど、電動化技術とサーマル技術を統合したエネルギーマネジメント技術も展示するほか、電動車の充電制御システム「EVECOM」や電池循環システム、水電解装置 SOECなど、クルマの技術を起点に社会全体のエネルギーや資源をマネジメントする取り組みをプレゼンテーション形式で紹介するとしている。
なお、デンソーブースでアンケートに回答した人には、先着でデンソーのキャラクター「デンまる」やデンソーが開発したQRコードがデザインされた「オリジナルコードクリップ」をプレゼント。また、デンソーのインスタグラムをフォローした人にも「オリジナルマイクロファイバークロス」を配布する(なくなり次第終了)。


