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日産、「スカイライン」を一部仕様向上 幅広タイヤ採用などスポーツ性能を高めた400台特別限定車「400R Limited」設定

2025年10月27日 発表
544万2800円~693万5500円
スカイライン

 日産自動車は10月27日、「スカイライン」の一部仕様を向上するとともに、400台限定の特別限定車「400R Limited」を発表した。合わせて、グレード体系と価格を改定した。新価格は544万2800円~649万5500円。11月13日から注文受付を開始し、12月18日からデリバリーを開始する予定。

 日産を代表するプレミアムスポーツセダンのスカイラインは、1957年の誕生以来革新を重ね、多くの人に長く愛されるブランドとして支持されてきた、同ブランドの歴史を象徴するモデルの1つ。

 今回の一部仕様向上では、エクステリアカラーに特別な日産スポーツカーのみに許された「ワンガンブルー」を追加設定。ワンガンブルーは特殊な顔料の使用により、太陽光と夜の照明下で異なる表情を見せるブルーが特徴。

 また、エマージェンシーブレーキの検知対象を歩行者や自転車などにまで拡大し、安全性を向上させるとともに、各種最新の法規に適合させた。

 さらに、現行スカイラインの集大成として、スポーツ性能と快適性を高次元で両立した特別限定車400R Limitedを400台限定で発売する。価格は693万5500円。400R Limitedの受注は先着順で、台数到達次第終了となる。

 400Rの性能をさらに引き出すために、19インチアルミホイールに装着するタイヤは専用銘柄のダンロップ「SP SPORT MAXX GT 600」を採用。フロントは+0.5J、リアは+1.0Jに幅広化するとともに、フロントサスペンションのバネ定数を4%、タイヤの幅広化に合わせてリアスタビライザーのバネ定数を44%向上することで、ロールを抑えた気持ちのよいハンドリングを実現した。ブレーキには耐フェード性が高いパッドを使用することで高温でも安定した制動性能を実現した。

 400台だけに与えられた特別アイテムとして、リアスポイラー、ドアミラーカバーに特別カーボンパーツを装着し、トランク部分にはLimitedとひと目で分かる専用バッヂを付与。インテリアには限定モデルを所有する特別感を味わえるシリアルナンバープレートとともに、センターコンソールにもカーボンフィニッシャーを装着し、スカイラインファンへの感謝を込めたとしている。