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JAF、「BEV充電サービス」の実証実験を全国47都道府県へ拡大

BEVトラブルの約11%は電欠でロードサービス現場での対応を強化

2025年12月25日 発表
JAFは「BEV充電サービス」について、2025年12月より全国47都道府県へ拡大した

 JAF(日本自動車連盟)は12月25日、2023年8月に4都府県(東京都、神奈川県、愛知県、大阪府)で実証実験を開始した、BEV(バッテリ電気自動車)の電池切れに対して、ロードサービスの現場で充電対応を行なう「BEV充電サービス」について、2025年12月より全国47都道府県へ拡大したと発表した。

BEVロードサービスの現状

 2024年度のBEVロードサービス救援件数は9419件で、そのうち1049件(約11%)が「BEVの駆動用電池切れ(電欠)」によるものだった。実証実験をスタートした2023年度の電欠件数は975件であり、年々増加傾向にある。

BEVに関するロードサービスの現状

 今後、BEVのさらなる普及が予測されるなか、電欠への対応は一層重要性を増しているという。

BEV充電サービスカーのステッカー

 BEV充電サービスの導入にあたり、バン型サービスカーやレッカー車に充電機材を搭載することで、広範囲なロードサービス現場で充電対応が可能な体制を整えるとしている。