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ちょっと写真で見る マツダ「XD Drive Edition」 5車種に設定したディーゼル専用グレード

ディーゼルエンジン車にXD Drive Editionを新設定

 初代CX-5の誕生にあわせて登場したマツダのクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」シリーズ。以後、着実な改良によりパフォーマンスや静粛性などの向上が図られてきた。また当初、排気量は直列4気筒2.2リッターのみだったが、直列4気筒1.8リッター、直列6気筒3.3リッターとラインアップを拡充。マツダの顔ともいえる存在へと成長を遂げている。

 その魅力をユーザーに届けるべく新たに追加されたのが「XD Drive Edition」グレードだ。「MAZDA3」「CX-30」「CX-5」などに設定され、黒でまとめたスポーティな世界観により人気となっていた「Black Selection」(2024年登場)の装備を見直すとともに、それぞれのクリーンディーゼルエンジンを組み合わせたモデルになる。また今回は、「CX-60」と「CX-80」にも設定された。同時に各車種のグレード整理や細かな改良も実施されている。

MAZDA3 FASTBACK XD Drive Edition

 装備は上級グレードの「X Tourling」に近い充実度となっており、デイタイム・ランニング・ライトや360°ビュー・モニターに加えレザーシートや合成皮革のドアトリムも標準装備となる。外観ではブラックのアルミホイールやドアミラーを装備し精悍な印象を演出する。価格は317万7900円(2WD)/341万4400円(4WD)。

 また、1.5リッターガソリンエンジンを搭載する「15S Retro Sports Edition」「15C i selection」が廃止となったほか、マツダコネクトの操作性改善として一部グレードを除き10.25インチセンターディスプレイで「Apple CarPlay」「Android Auto」使用時のタッチパネル機能が追加されている。

撮影車両のボディカラーはプラチナクォーツメタリック
ヘッドライトはユニット内にシグネチャーLEDランプを内蔵した上級仕様
ドアミラーはXD S Packageではボディ同色となるがこちらはピアノブラック
1.8リッター 直列4気筒ディーゼルターボエンジン。最高出力95kW(130PS)/4000rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/1600-2600rpmを発生する
タイヤサイズは215/45R18、ブラックメタリックの18インチアルミホイールが標準となる
インパネまわりはブラックの合成皮革。オプションの「バーガンディレザーパッケージ」を選択すると助手席側エアコン吹き出し口の上側とドアトリムにつながる部分がレッドになる
シート表皮はスムースレザー(本革)。ブラックのほかオプションでレッドも選択可能。運転席は10wayのパワーシートでシートヒーターは運転席&助手席とも標準装備

MAZDA3 SEDAN XD Drive Edition

 基本的な内容はファストバックと同様だが、加えてダークメタルのシグネチャーウイングも標準となる。価格はファストバックと同じ317万7900円(2WD)/341万4400円(4WD)。

撮影車両のボディカラーはマシングレープレミアムメタリック
グリルとヘッドライトをつなぐシグネチャーウイングをダークメタルとすることで引き締まった印象
ドアミラーはRetro Sports Editionと同じくピアノブラック
1.8リッター 直列4気筒ディーゼルターボエンジン。最高出力95kW(130PS)/4000rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/1600-2600rpmを発生する
タイヤサイズは215/45R18、ブラックメタリックの18インチアルミホイールが標準となる
セダンのインテリアカラーはブラックのみ。ファストバックと異なりルーフライニングがグレーになる
シート表皮はブラックのスムースレザー(本革)。シートヒーターは運転席&助手席とも標準装備で運転席は10wayのパワーシートになる

CX-30 XD Drive Edition

 装備面では上級グレードとして用意されている「XD Retro Sports Edition」の姉妹モデル的な位置づけ。MAZDA3と同様にデイタイム・ランニング・ライトや360°ビュー・モニターに加えレザーシートや合成皮革のドアトリムを標準装備。外観ではブラックのアルミホイールやドアミラー、ブラッククロームのシグネチャーウイングを採用する。価格は336万500円(2WD)/359万7000円(4WD)。同時にXD Drive Editionを含む1.8Lディーゼルエンジン搭載車は燃料噴射制御の見直しなどにより、燃費改善(2WD:19.5km/L→20.2km/L、4WD:18.7km/L→19.2km/L)が図られている。

 そのほかMAZDA3同様にマツダコネクトの操作性改善、「20S i Selection」「20S Touring(布シート)」「XD S Package」の内装色をネイビーブルーからブラックに変更するといった変更が行われている。なお、ガソリンエンジン車の20S Black Selectionは継続販売される。

撮影車両のボディカラーはジルコンサンドメタリック
シグネチャーウイングにブラッククロームを採用。ピアノブラックのフロントグリルとの組み合わせになる
ドアミラーもピアノブラック
1.8リッター 直列4気筒ディーゼルターボエンジン。MAZDA3と同じく最高出力95kW(130PS)/4000rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/1600-2600rpmを発生する
ブラックメタリック塗装の18インチアルミホイールを装着。タイヤサイズは215/55R18
インテリアカラーはブラックとリッチブラウンのコンビネーション。ドアトリムも合成皮革として高級感をアップ
シート表皮はスムースレザー。ブラックのほかピュアホワイトも選択可能

MAZDA CX-5 XD Drive Edition

 この春にフルモデルチェンジが予定されているCX-5。だが、この新型はガソリンエンジン車のみで、ディーゼルエンジン車は廃止となることが発表されている。つまり、最後の追加モデルとなるのがこのグレードとなる。

 CX-5が搭載する直列4気筒2.2リッターディーゼルターボエンジンは、デビュー当初は最高出力129kW(175PS)/4500rpm、最大トルク420Nm(42.8kgm)/2000rpmのスペックだったが、その後の改良により現行モデルでは最高出力147kW(200PS)/4000rpm、最大トルク450Nm(45.9kgm)/2000rpmを発生するまでに進化。騒音や振動も随分と低減されており熟成の極みといったレベルにある。新型はボディサイズも大きくなるので、この組み合わせがジャストフィットと思えるなら最後のチャンスとなる。

 今回の変更では「Retro Sports Edition」「Field Journey」を廃止するとともに、「XD Sports Appearance」の価格を変更しており、このXD Drive Editionがディーゼルエンジン車の最上級グレードとなる。なお、Black Selectionは継続販売される。価格は390万1700円(2WD)/413万2700円(4WD)。

撮影車両のボディカラーはロジウムホワイトプレミアムメタリック。白系のカラーのため分かりにくいがクラッディングやロアガーニッシュはボディ同色となる
フロントグリルは縦基調のピアノブラック仕上げ。シグネチャーウイングはブラッククローム、バンパー前後のセンターガーニッシュはシルバー
ドアミラーはピアノブラック
2.2リッター 直列4気筒ディーゼルターボエンジン。最高出力147kW(200PS)/4000rpm、最大トルク450Nm(45.9kgm)/2000rpmを発生する
タイヤは225/55R19。ブラックメタリック塗装の19インチアルミホイールとの組み合わせになる
バックミラーはグレード中唯一となるフレームレスタイプ。インパネやドアトリムの加飾はハニカムシルバーとサテンクロームメッキの組み合わせ
シート表皮はディープレッドのナッパレザー。運転席10way、助手席6wayのパワーシートを装備。前席はシートヒーター&ベンチレーション。後席にもシートヒーター標準と豪華な内容

CX-60 XD Drive Edition/CX-80 XD Drive Edition

 ラージサイズの2モデルにもXD Drive Editionを設定するとともに、ナッパレザーのシート表皮を採用する「XD Drive Edition Nappa Leather Package」も用意。さらにタンカラーの内装を採用する「XD Premium Sports」を追加する一方、CX-60では「XD SP」「XD L Package」「XD Exclusive Mode」を、CX-80では「XD」「XD S Package」「XD L Package」「XD Exclusive Mode」を廃止している。

 CX-60の価格はXD Drive Editionが427万200円(2WD)/449万5700円(4WD)、XD Drive Edition Nappa Leather Packageが456万5000円(2WD)/479万500円(4WD)、XD Premium Sportsが466万5100円(2WD)/489万600円(4WD)。

 CX-80の価格はXD Drive Editionが475万9700円(2WD)/499万6200円(4WD)、XD Drive Edition Nappa Leather Packageが507万1000円(2WD)/530万7500円(4WD)、XD Premium Sportsが542万5200円(2WD)/566万1700円(4WD)。

撮影車両はCX-60 XD Drive Edition Nappa Leather Package。ボディカラーはソウルレッドクリスタルメタリック。ハイブリッド車以外のXD系グレードはほぼ同様の外観
フロントグリルはピアノブラック塗装のハニカムタイプ。ブラッククロームのシグネチャーウイングとの組み合わせ
ドアミラーはピアノブラック。これはディーゼルエンジン車共通の装備
3.3リッター 直列6気筒ディーゼルターボエンジン。最高出力187kW(254PS)/3750rpm、最大トルク550Nm(56.1kgm)/1500-2400rpmを発生する
タイヤサイズは235/50R20。XD系グレード専用となるブラックメタリック塗装の20インチアルミホイールと組み合わされる
インテリアカラーはブラックのみを設定。XD Drive Editionはグレージュも選択可能
シート表皮はブラックのナッパレザー