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豊田章男会長、ラリチャレ沖縄開会式でWRC第3戦の首位に立った勝田貴元選手に言及 「最終日を残して今1位を走っております」

ラリーチャレンジ第1戦沖縄にドライバーとして参加したトヨタ自動車株式会社 代表取締役会長 豊田章男氏

 3月15日、TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ第1戦沖縄(以下、ラリチャレ沖縄)の開会式において、エントラント代表としてトヨタ自動車代表取締役会長 豊田章男氏(選手としてはモリゾウ選手)があいさつに立った。

 ラリチャレ沖縄が開催されるのは3年連続3回目となり、モリゾウ選手がドライバーとして出場するのは初回が開催された2024年以来となる2年ぶり。コドライバーは全日本ラリー選手権チャンピオンを9度獲得している勝田範彦氏。勝田氏の息子がWRC(世界ラリー選手権)でTOYOTA GAZOO Racingから参戦している勝田貴元選手であり、ラリチャレ沖縄の開催日にあたる第3戦サファリ・ラリー・ケニア最終日を首位で迎えている状況にある。

ラリチャレ沖縄でエントラント代表としてあいさつに立つモリゾウ選手。勝田貴元選手の活躍を紹介

 同じラリー、コドライバーの息子である貴元選手が世界トップのラリーで首位を戦っている状況にあったため、モリゾウ選手のあいさつもその点に言及していた。

 モリゾウ選手は、ラリー開催に尽力した地元の人々へ感謝の意を述べた後、「実は私のコドラは勝田さんと言いまして、全日本でラリーに出てる人なんです。ところがその息子さんが実は今日WRCケニアに参戦しておりまして、最終日を残して今1位を走っております」と紹介。会場が大きな拍手に包まれると、お父さんの状況を紹介。

「ここまではいいんですが、お父さんの勝田さんが私のコドラということは、あの人はただでさえ忘れ物が多いんですね(会場笑)。いつもペースノートを忘れたり、メガネを忘れたり。今日はそれどころじゃありません。頭自体がケニアに行ってるんです」と、勝田パパは子供がとても気になっているという。

「ノリさん、ここは沖縄、本部町です。空気が一番美味しい町です。ですからここでのラリー、本当にエントラントのみなさんと一緒に青い空、青い海、そして新緑の緑を楽しみながら、最後まで安全で楽しく1日過ごせることを祈って、あいさつに代えさせていただきます。みなさん、ご安全に走行いただきたいと思います。ありがとうございました」と、沖縄の景色を紹介しつつあいさつを終えた。

あいさつで紹介され、照れる勝田範彦選手(右下)

 モリゾウ選手は普段からラリーは裾野の広い競技と語っているが、このあいさつを聞いた人たちは、世界的なラリーの戦いと、エントリーイベントであるラリーチャレンジのつながりを感じられたかもしれない。青い海と青空を見ながら行なわれる沖縄のラリー、そして大雨などでサバイバルレースになってしまっているラリー・ケニア、2つのラリーが同日(時差の関係でケニアが後で行なわれる)に行なわれることで、ラリーの広がりや奥深さなどが理解されるきっかけになるのかもしれない。