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メルセデス・ベンツ、新ブランド体験拠点「Mercedes-Benz Studio Tokyo」公開 ゲルティンガー剛社長「東京のカルチャーの一部として多くの方に親しまれ、心を動かす存在に」
2026年夏以降に日本導入する新型「CLA」についても紹介
2026年4月22日 18:50
- 2026年4月22日 開催
「Mercedes-Benz Studio」がアジアで初のオープン
メルセデス・ベンツ日本は4月22日、4月24日から1年間限定でオープンする新ブランド体験拠点「Mercedes-Benz Studio Tokyo(メルセデス・ベンツ スタジオ トウキョウ)」(東京都港区南青山5-1-1)を報道陣に公開した。
表参道交差点に出現した「Mercedes-Benz Studio Tokyo」は、メルセデス・ベンツ本社がグローバルに展開するプロジェクト「Mercedes-Benz Studio」の一環として誕生したもの。世界の主要都市でブランドの価値観や世界観をより身近に体感できる場を展開する取り組みとなっており、これまでにドイツ・ミュンヘン、デンマーク・コペンハーゲンで展開しているが、アジアでは初のオープンになるという。
店舗ではメルセデスの過去、現在、未来と、ファッション・アート・カフェなどさまざまなカルチャーが交わる場所として新たなブランド体験を提供することを目指す。peace putのオーナーシェフである平子良太氏が手掛ける5つのブランドが初めて一斉に集う「Mercedes cafe by I'm donut?」を併設するとともに、オープニングコンテンツとして映画「プラダを着た悪魔 2」の公開を記念したグローバルキャンペーン「The Art of Arrival」に関連した特別展示を実施。劇中でミランダ・プリーストリーが使用する車両と同型モデルのメルセデス・マイバッハ Sクラスの展示を行なう。
また、メルセデス AMG PETRONAS F1チームとY-3とのコラボレーションコレクションの世界観を表現した特別な展示として、鈴鹿サーキットで開催されたF1日本グランプリで来日したキミ・アントネッリ選手とジョージ・ラッセル選手が実際に乗ったというGT63が並び、5月からはアンディ・ウォーホルが1986年にブランド創業100周年を記念して制作した「Cars」シリーズから2作品の期間限定展示も予定されている。
そのほかMercedes-Benz Studio Tokyoの公式LINEから申し込みが行なえる試乗体験、さらにオープン記念として試乗予約した先着500名に、その場で好きなマークを選べる刻印サービス付きのオリジナルラゲッジタグをプレゼントするキャンペーンも実施している。
「140年の歩みと現在、そして未来をより開かれた形で街の中で体験できる」
発表会ではメルセデス・ベンツ日本 社長兼CEOのゲルティンガー剛氏があいさつを行なうとともに、営業企画部門 ダイレクターのアイケルカンプ・サブリナ氏は2026年夏以降に日本に導入されることとなった新型「CLA」「CLAシューティングブレーク」の概要について説明した。CLA/CLAシューティングブレークはBEV(バッテリ電気自動車)と48Vハイブリッド内燃機関モデルの2系統を用意するという。
「Mercedes-Benz Studio Tokyo」について紹介を行なったゲルティンガー剛社長は、同ブランド施設が単なるクルマの展示施設ではなく、メルセデス・ベンツの過去、現在、未来が交差し、ファッション、アートなどの文化的要素と融合する新しい体験拠点であることを強調するとともに、「カール・ベンツが世界で初めてガソリン自動車の特許を取得してから今年で140年。この1台から始まった挑戦は、今日までメルセデス・ベンツのクルマ作りの中に脈々と受け継がれています。それは新しい技術やプロダクトを生み出してきた歴史だけではありません。人の移動を安全に、快適に、そして豊かなものにしていくために革新を積み重ねた140年であります。この140年の歩みと現在、そして未来をより開かれた形で街の中で体験していただく。そしてファッションやアートなどと交わり、新たな体験を生み出す場所、それがMercedes-Benz Studio Tokyoです。この場所はメルセデス・ベンツがグローバル展開を進めるMercedes-Benz Studioの一環として誕生した新しい都市型ブランド体験拠点です。これまでにミュンヘン、コペンハーゲンなどで展開されましたが、ここ表参道はアジアにおける最初の拠点で、4月24日から約一年間、期間限定でオープンいたします」と紹介。
表参道という立地を選択した理由については、表参道が伝統と革新、静けさとエネルギー、多様なカルチャーが共存するユニークな場所であり、ファッション、アート、デザイン、テクノロジーが交差する街として最適であるからと説明した。
また、常設の展示にとどまらず、期間ごとのテーマやコラボレーションを通じて「Mercedes-Benz Studio Tokyo」自体が進化し続けていくことも大きな特徴であるとし、「実は6月30日には展示エリアやメルセデス・ベンツカフェに加え、メルセデス・ベンツの世界観をより深くご体験いただけるラウンジ、そしてコンテンツをさらに拡張する予定です。Mercedes-Benz Studio Tokyoは、そうした変化し続ける交差点として展開していきます。この場所が新たなブランド体験として、そして東京のカルチャーの一部として表参道の街に自然に溶け込み、多くの方に親しまれ、心を動かす存在になるでしょう」と意気込みを語った。
一方、アイケルカンプ・サブリナ氏からは新型CLAについて紹介が行なわれ、BEVと48Vハイブリッド内燃機関モデルを用意していると説明。
技術的特徴として、サブリナ氏は新型CLAがメルセデス・ベンツが新開発したオペレーティングシステム「MB OS」を初めて搭載したモデルであるとし、これによりインフォテインメント、ナビゲーション、運転支援、電気性能のすべてにおいてより高度な統合と最適化が可能になったという。「言い換えれば、新型CLAは単に新しいパワートレーンを積んだクルマではありません。それはわれわれの次世代のインテリジェンスを体現するクルマなのです。この進化は電動化されたパフォーマンスや日常の使い勝手の良さにも反映されております」とも述べた。
また、「新型CLAの大きな強みの1つは、多様なお客さまのライフスタイルに応える幅広いラインアップです。電気自動車と高効率な48Vハイブリッドシステムを搭載した内燃機関モデルの両方を提供いたします。 また、多様なニーズに応えるため、セダンとシューティングブレイクの2つの車種をご用意いたしました。新型CLAは、昨年12月にドイツで発表された新型GLBと同様に、柔軟な電動パワートレーンの選択を可能にするメルセデス・モジュラー・アーキテクチャ(MMA)に基づいています」と述べるとともに、電気自動車のCLAについては「効率性、実用性、そしてメルセデス・ベンツで期待される洗練されたドライビング体験が卓越したバランスで両立されています。次世代の85.5kWhバッテリとリアアクスルに搭載された2速ギヤボックスにより、市街地では扱いやすく、長距離移動や高速通行時にも滑らかで快適かつ高効率なパフォーマンスを実現しております。メルセデス・ベンツとして初めてフロントトランク、通称フランクを採用し、日常の利便性をさらに向上させました。日本におけるメルセデス・ベンツの電気自動車で最長となる一充電走行距離(WLTP)792kmを誇るCLA 250+をはじめ、新世代のメルセデス・ベンツを象徴するモデルとして展開していきます」と紹介。
一方、48Vハイブリッド内燃機関モデルでは新開発の1.5リッター直列4気筒エンジンと電気モーターを組み合わせ、インバーターと電動モーターを統合した新しい8速デュアルクラッチトランスミッションを採用。洗練された乗り心地と優れたエネルギー管理を両立したという。
さらにサブリナ氏はAIベースの音声アシスタントとGoogle Mapsのデータに、メルセデス独自のユーザーインターフェースおよび車両制御を組み合わせたナビゲーションを搭載したことを紹介し、「OTAアップデートによる継続的な改善により、CLAは購入後も進化し続けるクルマとなります」とアピールした。





















