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デンソー、ロームへの株式取得に関する提案の取り下げを決定

2026年4月28日 発表
デンソーはロームへの株式取得に関する提案の取り下げ決定を発表した

 デンソーは4月28日、ロームに対する株式取得に関する提案に関して、同日開催された取締役会にて「本提案を取り下げることを決議した」と発表した。

 デンソーとロームは、2025年5月8日付けで公表した半導体分野における戦略的パートナーシップ構築に向けた基本合意以降、ロームが民生市場などで培ってきた最先端の半導体技術やデンソーが持つ自動車分野での高度なシステム構築力を融合することで、アナログICを中心に、クルマの電動化や知能化を支える高品質なデバイスのラインアップの補完および開発面での連携を進めるほか、両社が持つ半導体事業の中で、親和性の高い分野では、より幅広い連携を視野に入れて協議を進め、強固なパートナーシップを構築してきた。

 その後、半導体を巡る競争が激化する近時の環境下において、半導体の技術開発や供給体制における課題の解決とクライアントへの提供価値向上を実現するため、産業機器、民生機器の領域で強みを有するロームと連携し、用途や市場の異なる領域で培われた技術や知見を相互に活かすことによって、半導体事業における幅広い領域での貢献が可能となると考え今回の提案を行なってきたという。

 しかし、本日までに提案について、ロームの取締役会および特別委員会から賛同の意見を得られなかったため、デンソーは提案を進めることの意義や中長期的な企業価値への影響、両社の最適な関係の在り方などについて総合的に検討した結果、提案を継続することが企業価値向上に必ずしも資するものではないとの判断にいたり、提案を取り下げを決めたという。

デンソーはロームへの株式取得に関する提案の取り下げ決定を発表した