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ジェイテクト、レクサスRZやトヨタe-Paletteに搭載されるステア・バイ・ワイヤシステムを「シンカステア」と命名
2026年5月7日 12:38
- 2026年5月7日 発表
ジェイテクト(JTEKT)は5月7日、レクサス「RZ」やトヨタ「e-Palette」に搭載されているステア・バイ・ワイヤシステムを「Syncusteer(シンカステア)」と命名したことを発表した。
ジェイテクトグループは、「技術をつなぎ、地球と働くすべての人を笑顔にする」というミッションに基づき、2030年までに目指す姿としてJTEKT Group 2030 Vision「モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」を掲げている。また、このソリューションプロバイダーへの変革のために、既存製品の高付加価値化と新領域へのチャレンジの両軸で企業活動を取り組んでいる。
今回「シンカステア」と命名して提案を進めていく、ステア・バイ・ワイヤシステムは、ジェイテクトグループがステアリングシステムのパイオニアとして培ってきたコンピタンスを掛け合わせたソリューションの代表事例で、自動車の操舵体験と車室空間に快適性と自由度をもたらし、モビリティ社会の未来を創り、提供する存在の1つ。
またジェイテクトは、1988年に電動パワーステアリング(EPS)の量産を世界で初めて開始し、その後も将来のモビリティ社会を見すえ、操舵ユニットと転舵ユニットを機械的に接続しないリンクレスのステア・バイ・ワイヤシステムの開発を進めてきた。さらに、安全性や快適性においてNo.1&Only Oneであることから、他社製品との差別化を図るため「シンカステア」の商標登録も出願したという。
名称とロゴのコンセプト
シンカステアという名称には、すべての人に、より快適で安全な運転体験を届けるという思いが込められていて、「SYNC(シンクロ/同調・協調)」と「US(ユーザー/ジェイテクト製の)」、そして「STEER(操舵)」を組み合わせた造語。
SYNCはドライバーと車両の状態をなめらかに一致させる「同調」や、機械と人が自然に寄り添う「協調」を象徴し、USにはジェイテクトが開発した独自技術であるという自負と責任を込めたという。
また、STEERは操舵そのものを表し、ジェイテクトが長年培ってきたステアリング技術の核心であることを示し、さらに、シンカには進化・深化・真価の意味を込め、次世代のステアリングシステムであるステア・バイ・ワイヤが提供できる革新性と価値も表現したとしている。
新ロゴは、「シンカステア」の頭文字である“S”、ジェイテクトを象徴する“J”、シンクロ(協調)を表す矢印やサークル、そして無限の広がりを示すコンセプトでデザイン。
全体のフォルムは「S」を想起させる曲線で構成しながら、下部の黒いパートには「J」の造形を取り入れたほか、上下の形状を切り離すことで、リンクレス構造を表現し、向かい合う上下の矢印が、上下システムの高い連携性や、人と機械の協調を表現したという。
さらに、中央には白抜きで無限大(∞)の意匠を浮かび上がらせ、多様性・拡張性・自由度の高さを示しつつ、ロゴ全体は丸みを帯びた柔らかな形状にして、従来のステアリングホイールから新しい形状のハンドルへの対応力も表現するなど、親しみやすさと未来志向の双方を兼ね備えたデザインに仕上げている。




