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米ハーレーダビッドソン、新成長戦略「Back to the Bricks」発表 空冷スポーツスター復活や軽量エントリーモデル投入を予告

2026年5月5日(現地時間) 発表
空冷スポーツスターシリーズの復活を予告

 米ハーレーダビッドソンは5月5日(現地時間)、業績回復と収益性のある成長の実現に向けた新たな成長戦略「Back to the Bricks」を発表した。

 同社の新たな成長戦略「Back to the Bricks」では、二輪事業HDMCの営業利益(EBITDA)を2025年の1億2400万ドルから、2027年には3億5000万ドル以上へ拡大することを目標に掲げた。

 現在、同社では販売台数減少や利益率の悪化による業績回復に取り組んでおり、「Back to the Bricks」の取り組みを後押しする計画の1つとして、今後3年間で、既存のプラットフォームを活用しながら20の新モデル・トリムラインを投入予定であることが明かされた。

 その中には、空冷スポーツスターシリーズの復活や、ハーレーダビッドソンの新たな軽量エントリーモデル「SPRINT」の将来的な登場についても予告がされた。

ハーレーダビッドソンの新たな軽量エントリーモデル「SPRINT」の将来的な登場を予告

 新戦略の発表にあたり、ハーレーダビッドソンの社長兼 CEOのアーティー スターズは「123年以上にわたりモーターサイクル業界を定義してきたハーレーダビッドソンは、今なお世界で最も象徴的で尊敬されるブランドの1つです。『Back to the Bricks』は当社の中核的強みと競争優位を基盤に、ライダーの情熱を原動力として、当社、ディーラー、株主にとって収益性の高い成長を実現するものです。この進化の新たな章はすでに始まっており、初期の成果が今後の大きな成長機会への確信を強めています。私たちはブランドを特徴づけるクラフトマンシップと情熱へのコミットメントを維持しながら、すべてのステークホルダーに価値を提供していきます」とコメントしている。

「Back to the Bricks」戦略の5つの柱

「Back to the Bricks」戦略の5つの柱については、次の通り。

・ハーレーダビッドソンの競争優位とレガシーへの再認識:アイコニックなブランド、多様で力強い収益チャネル、そして業界屈指のディーラーネットワークを成長基盤とする

・専売ディーラーネットワークへの再コミット:ディーラーは重要な競争優位。2026年に収益性を倍増し、さらに2029年までに再び倍増させる計画とする

・勝ち得る領域でのシェア伸長:新車・中古車、パーツ&アクセサリー、アパレル&ライセンシングといった既存市場における強みを活かして、信頼性・規模・顧客との深い結びつきを武器に、シェア伸長と販売増加を目指す

・財務体質の強化:すでに進行中のコスト削減および組織再編により、フリーキャッシュフローおよびEBITDAマージンの向上を図る

・経営チームの強化:新しい視点と組織経験をバランスよく取り入れたリーダーシップ体制を整備する

「Back to the Bricks」戦略の発表資料