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スマートドライブ、ブレーキパッド残量可視化サービス「BRAKEPAD SCAN powered by ADVICS」

2026年6月1日 発表
スマートドライブがブレーキパッド残量可視化サービス「BRAKEPAD SCAN powered by ADVICS」の提供を開始した

 モビリティデータを活用したサービスを展開するスマートドライブは6月1日、アドヴィックスと共同開発した自動車販売・整備のプロフェッショナル向けのブレーキパッド残量可視化サービス「BRAKEPAD SCAN powered by ADVICS」の提供を開始した。

「BRAKEPAD SCAN powered by ADVICS」開発の背景

 技術の高度化や生産年齢人口の減少に伴う人手不足が進む自動車業界では、自動車販売・整備、レンタカー、リースなどの各事業者において、業務の効率化と顧客満足度向上(リピート・利益改善)を両立させることが急務となっている。

 またスマートドライブは、クラウド型車両管理システム「SmartDrive Fleet」を2400社以上に提供してきた実績をベースに、自社開発の走行データ基盤「Mobility Data Platform」(現在は「AI Mobility OS」)を活かした事業共創を進めてきた。そしてこの技術と知見を活かし、自動車業界のプロフェッショナルが直面する現場の課題を解決するため、専門業務特化型ソリューションを「SmartDrive ProAuto」シリーズとして開発している。

 今回の「BRAKEPAD SCAN powered by ADVICS」は、自動車販売・整備のプロフェッショナルに向けた「SmartDrive ProAuto」シリーズの第1弾製品として、ブレーキシステム分野のリーディングカンパニーであるアドヴィックスの持つ高いブレーキ技術・知見と、スマートドライブのサービス開発技術を融合した新たなサービスとなる。

スマートフォンやタブレットに専用のハンディカメラを接続するだけで使える

サービス導入における3つのメリット

「BRAKEPAD SCAN powered by ADVICS」は、スマートフォンやタブレットに専用のハンディカメラを接続し、ホイールの隙間からブレーキパッドを撮影するだけで、独自の画像解析技術によって残量を素早く数値化・可視化するサービスで、大きく3つのメリットがある。

売上機会の損失を防止:車検前の見積もり精度を向上

 従来のタイヤを外さない点検方法では、走行距離のみで判断してブレーキパッド交換を見積もりに入れないケースも生じていた。車検時にブレーキパッドの残量が少ないことが判明しても、事前の見積もりに含まれていなかった追加費用について、ユーザーにその場で納得してもらうのは容易ではなく、結果的に売上機会の損失を生んでいたという。

 BRAKEPAD SCAN powered by ADVICSを活用することで、ブレーキパッドだけでなくダストブーツのひび割れ具合など、通常時では見えにくいか所の状態確認とユーザーへの交換提案が容易に実施できるようになる。

フォロー提案の簡略化:車検以外の整備時にも商機を見逃さない

 車検時の点検項目にブレーキパッドを追加しない場合でも、アフターフォローが容易に実施できるようになる。特に車検時の費用感度が高いユーザーの中には、ブレーキパッドの残量が少ない場合でも交換を見送るケースもある。後日オイル交換などのタイミングでBRAKEPAD SCAN powered by ADVICSを活用することで、手軽にブレーキパッド交換のフォロー提案が実施可能になり、車検以外の整備・点検で発生する商機を逃しにくくなるという。

専用ハンディカメラによる画像診断でブレーキパッドの残量の見える化に成功

顧客満足度の向上:高品質なサービス提供を手間なく実現

 現場の作業負担を減らしつつ、ユーザーへ高品質なサービスを提供可能にし、「車両の見えないか所を写真と数値で可視化する」アプローチは、カーオーナーの安心感と納得感につながり、結果として顧客満足度の向上につながる。

先行導入で見えてきた具体的な活用例

 提供開始に先駆けた先行導入にて、現場の改善実績やコミュニケーションツールとしての効果が見えてきたという。

画像での見える化で立ち会い見積もり時間を大幅短縮

 立ち会い見積もり時に確認する項目を、各社の運用手順に合わせて撮影・レポート化。ユーザーの立ち会い実車確認を分かりやすいレポートに代替することで、点検時間の短縮、点検受注率の向上、および顧客満足度の向上を目指せる。

車販につなげるコミュニケーションツールになる

 ブレーキパッドのほかに最大18枚まで写真を添付できるため、複数か所の消耗部品の状態をあわせて確認可能。「このまま乗り続けた場合の将来の維持費(消耗部品の交換費用)」を画像を見せながら説明できるため、車両の下取りから代替(乗り換え)提案まで自然な流れを作れる。

 また、従来の無料点検よりも作業負担の軽い画像診断レポートにより、整備現場の手間を増やすことなくフロントスタッフの手で「ユーザーとのコミュニケーションのきっかけ作り」から「代替提案」までを完結できる。結果的に交換の必要がなかった場合でも、ユーザーとの信頼関係構築に寄与するとしている。

分かりやすいレポートにできるのでユーザーに提案しやすい

 なお、スマートドライブでは、導入を検討している事業者向けに、システム一式を現場で試せる「1週間無料トライアル」を受付ている。興味のある方はスマートドライブのホームページから問い合わせていただきたい。

BRAKEPAD SCANのご紹介(2分55秒)