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BYDブランドを取り扱うヤナセの新ディーラー「ヤナセEVスクエア 磯子支店」(BYD AUTO 横浜南)7月11日オープン 新型軽EV「ラッコ」特別展示

2026年7月11日 オープン
「ヤナセEVスクエア 磯子支店」(BYD AUTO 横浜南)開所式の最後に行なわれたフォトセッションで、笑顔で握手するBYD Auto Japan株式会社 代表取締役社長 東福寺厚樹氏(左)と株式会社ヤナセ 代表取締役社長執行役員 森田考則氏(右)

 ヤナセでBYDブランドを取り扱う販売店「ヤナセEVスクエア」の最初の店舗となる「ヤナセEVスクエア 磯子支店」(BYD AUTO 横浜南)が7月11日にオープン。この営業開始に先駆けて7月10日に開所式が執り行なわれ、合わせて報道関係者向けの事前説明会が実施された。

 また、このオープンを記念して、7月28日に発表される軽自動車の新型BEV(バッテリ電気自動車)「ラッコ」も特別展示されている。

東福寺社長と森田社長のフォトセッションはBYDの新型BEV「ラッコ」の前で行なわれた

 ヤナセEVスクエア 磯子支店は首都高速 湾岸線・磯子出入口からすぐの場所にあり、国道16号にも面しているほか、鉄道のJR・新杉田駅、京急電鉄・屏風浦駅などからも近い立地となっている。

 店舗の外観はBYDディーラーのCI(コーポレートアイデンティティ)に準拠する黒とシルバーで統一され、ショールーム内は白を基調として清潔感とゆとりを表現。ショールームのエントランススペースに急速充電器と普通充電器を各1基用意している。

ヤナセEVスクエア 磯子支店(BYD AUTO 横浜南)の店舗外観
BYDディーラーのCI(コーポレートアイデンティティ)に準拠する黒とシルバーの外観を採用
店舗は国道16号の「屏風ヶ浦小学校下」と「中原住宅前」の信号のあいだという立地
表通りの国道16号に面する場所に急速充電器を設置
CHAdeMO対応となる新電元工業の50kWモデル「SDQC-50-U」が採用されている
普通充電器はエントランススペース奥の自動車用エレベーターの脇に設置されている
BYDのロゴが入った普通充電器。長いケーブルなので車両の止める向きは気にせず利用できそう
白を基調として清潔感とゆとりを表現するショールーム
商談スペースは2か所用意されている
待ち時間をくつろいで過ごせるようにするゆったりとしたソファーのほか、セルフサーブスタイルのスターバックス・エスプレッソメーカーも置かれている
ショールームの一角に用意されたBYDグッズの展示コーナーには、純正ドライブレコーダーや「ACタイプV2Lアダプター」といったオプション品のほか、BYDのロゴ入りグッズも並ぶ
ボディカラー見本も数多く展示

ヤナセEVスクエア 磯子支店(BYD AUTO 横浜南)店舗概要

所在地:神奈川県横浜市磯子区中原1丁目3-53
営業時間:10時~17時(平日)、10時~18時(土日祝)
定休日:月曜日・火曜日
電話番号:045-342-4677
敷地面積:512m 2
店舗面積:279m 2
車両展示台数:5台

「BEVユーザーが持つ『真のニーズ』と『理想のカーライフ』にしっかり寄り添いたい」とヤナセ 森田社長

株式会社ヤナセ 代表取締役社長執行役員 森田考則氏

 開所式ではテープカットが行なわれたあと、主催者を代表してヤナセ 代表取締役社長執行役員 森田考則氏があいさつを実施。

 日本の乗用車市場では、充電インフラの整備が遅れていること、中古車市場で査定金額が低迷していることなどの理由もあり、BEVのシェアは3%を切る状況が続いているが、そのような状況下でもBYD Auto JapanはPHEV(プラグインハイブリッドカー)や軽自動車規格のBEVを市場投入して「日本のEV市場開拓に果敢に挑戦している」とそのチャレンジ精神を賞賛。

 これを受け、ヤナセでもBYDモデルを取り扱うことを通じて日本市場でBEVを本格的に定着、拡大させていくため「ヤナセEVスクエア」を2025年11月に設立しており、小売業界ならではの目線からBEVを購入するユーザーが持つ「真のニーズ」と「理想のカーライフ」にしっかり寄り添いたいと述べた。

BYD Auto Japan株式会社 代表取締役社長 東福寺厚樹氏

 また、来賓としてあいさつに立ったBYD Auto Japan 代表取締役社長 東福寺厚樹氏は、BEVを中心にビジネスを行なっているBYDは、ここ数年では米・テスラと“BEV世界一”をかけて争う段階まで成長を遂げており、2025年はBEVとPHEVを合わせた販売台数が460万台にまで増え、自動車メーカーとしても世界6位、“新エネルギー車”として見た場合では世界一のメーカーになっているとアピールした。

 2026年の暦年では、第1四半期は中国の税制が変更された影響を受けて対前年比でマイナスとなったものの、第2四半期以降は新しい充電システムである「メガワット級フラッシュ充電」に対応する充電ステーションの展開、並びにニューモデルの投入などの施策によってプラスに転じており、昨年同様の力強いセールスを取り戻していると語った。

 また、世界情勢では2026年に入ってから中東情勢が悪化したことを背景に原油高が世界各国で燃料高騰を加速させていることから、ガソリン車からBEVやPHEVに乗り替える傾向が続いていると指摘。これを受け、BYDがこの2~3年の海外進出で構築したネットワークをフルに生かし、中国国内だけでなく海外市場でも事業展開も大きくプラスとなってきていると述べた。

 7月28日に発表する軽自動車の新型BEVであるラッコについては、日本市場の新車販売で軽自動車は非常に高い割合を占め、ここに挑戦することの意義は大きいと語り、また手ごろな存在である軽自動車のラッコを見るためBYDの販売店に足を運んでもらい、そのままラッコを買ってもらうことに加え、いっしょにほかのBYDモデルも見てもらい、展示車に触れ、試乗してもらう機会を作ることで、ラッコを起点としてBYDのビジネスをさらに発展させていきたいとの意気込みを示した。

ヤナセEVスクエア株式会社 代表取締役社長 筒井雄一氏

 新会社として最初の店舗がオープンすることになったヤナセEVスクエア 代表取締役社長 筒井雄一氏は、正規ディーラー契約を締結してくれたBYD Auto Japanに対してあらためて感謝の言葉を述べ、BYDからの期待に応えてBYD車が市場を席巻していく一助になりたいと意気込みを口にした。

 また、国内のBEV市場はまだまだ限られたものとなっているが、BYD車が持つ優れた機能性、安全性、経済性、環境負荷の低さといった魅力を顧客1人ひとりにていねいに伝えていき、BEVのある安心・安全で豊かな生活を提供していきたいとの考えを示した。

 ヤナセEVスクエアは新規事業ということもあり、さまざまなことにチャレンジしていきたいと語り、BYD事業を拡大させていきことはもちろん、BEVビジネスの礎となる活動をしっかりと構築していきたい、さらに地域社会に対する貢献として、BYD車を活用した自治体との連携もこれから進めていき、さまざまな場所でBEVであるBYD車のメリットを訴求していくため、スタッフ一同で目標に向かい業務に邁進していくと述べている。

開所式の冒頭で行なわれたテープカットの様子
支店長の清水重任氏から店舗選任スタッフの紹介も行なわれた

7月11日~12日に発売前の新型軽EV・ラッコを特別展示

ラッコ 300Premium

 ヤナセEVスクエア 磯子支店(BYD AUTO 横浜南)のオープンを記念して特別展示されているラッコは、ラインアップで最上位モデルとして位置付けられている「300Premium」。グランドオープニングフェアを開催する7月11日、12日の2日間に車両展示が行なわれる予定。

 ラッコのボンネットフードを開けたシーンは初めて目にしたが、BEVとしてもかなりスカスカという印象。これについて質問したところ、ラッコでは軽自動車でも充実した安全性を与えるため、クルマの安全性能を評価するJNCAP(自動車アセスメント)でしっかりと星を獲得することを企画の当初から織り込んで設計を実施ているという。

 スーパーハイトワゴンの短いフロントノーズでも必要十分以上のクラッシャブルゾーンを確保するため、一般的には駆動用モーターの上にレイアウトされることが多いパワーコントロールユニットなどの制御装置類をフロア下にある駆動用バッテリの周辺に移設。補機用バッテリも運転席下に配置して、衝突時のエネルギーを吸収可能な構造を実現している。JNCAPの評価結果については7月28日のラッコ発表時になんらかの形で公表できないか調整中とのことだ。

ボディサイズは3395×1475×1800mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2520mm。ボディカラーは「アークティックブルー」
ボンネットフードを開けた下には、低い位置にフロントタイヤを駆動させるモーターが置かれているほかは比較的スカスカという印象。これは衝突安全性能を高めるための設計努力とのこと
フロント右側フェンダーの上に設定された充電ポート。普通充電とCHAdeMO対応の急速充電の2ポートを設定
300Premium専用装備という電動スライドドアをハンズフリーオープンさせるライトを使った認識マーカー。キック動作ではなく、光っている部分に足を置くことで電動スライドドアが開く
ラッコ 300Premiumのインパネ
レザーステアリングのスポーク部分にはADAS装備やエンターテインメント機能などのスイッチをレイアウト
デジタルメーターを採用している
レザー表皮を採用する前後シート。クッション部分の座り心地やサポート性能を細かく調整しているという
リアシートは左右独立で前後スライドやダイブダウン、チップアップなどのアレンジが可能
フロントシートもシートバックが後方に大きく倒れ、フルフラットに近いシートレイアウトも用意する
補機用バッテリは運転席下にレイアウト。これも衝突安全性能を高める工夫の1つ
リアシートは大きく前方にダイブダウンするが、フロア下に大容量バッテリを搭載する影響でラゲッジフロアとは少し段差が生じる
ショールームにはBYDのPHEV「シーライオン 6」などのラインアップモデル5台を常設展示する