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BMW、新型「iX3」発表会 サッカー日本代表の中村敬斗選手が登場
「航続距離906kmは多くのお客さまが抱く不安や疑問へのBMWからの回答」と上野金太郎社長
2026年7月23日 06:02
- 2026年7月22日 開催
ビー・エム・ダブリューは7月22日、同日に発売した新型EV(電気自動車)「iX3」の発表会を、麻布台ヒルズ(港区麻布台)のブランドストア「FREUDE by BMW」で開催した。価格は「iX3 50 xDrive」が982万円、「iX3 50 xDrive M Sport」が1034万円。
この発表会ではビー・エム・ダブリュー 代表取締役社長の上野金太郎氏があいさつを行なうとともに、プロダクト・マネージャーのケビン・プリュボ氏が製品について紹介。さらにFIFAワールドカップ2026で日本代表として活躍した中村敬斗選手が登場。今後BMWブランド・フレンドとしてコラボレーション企画やイベントへの出演を行なっていくという。
新型iX3はBMWが提唱する次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ」の第一弾モデル。一充電での航続距離906km(WLTCモード)をはじめ、「新設計の高電圧バッテリ」「800Vアーキテクチャ」「進化した電動駆動ユニット」を持つ第6世代のBMW eDriveテクノロジー、BMWオペレーティング・システムXをベースとしたBMWパノラミックiDriveが特徴的な、前輪と後輪に電気モーターを持つ電動4輪駆動モデルといった特徴を備える。
また、BMWグループの電気自動車として初となる最大320kW充電に対応しており、今後、東名高速道路 海老名サービスエリアなどへの設置が予定されている一口最大出力350kW(総出力400kW)の急速充電器を利用した場合、15分間の充電時間で最大約420km走行相当の電力量が充電可能という。
新型iX3はBMWの未来を体現する存在
発表会の冒頭、あいさつを行なった上野社長は「新型iX3がBMWにとって極めて重要な意味を持つモデル」とし、グローバルにおいてもBMWが次の時代へ進むための新たな基準を示すモデルであり、単なる新型モデルではなくデザイン、デジタル体験、ドライビングダイナミクス、電動化技術を一段と進化させたBMWの未来を体現する存在とコメント。
また、「日本のお客さまはクルマに対して大変高い品質、洗練されたデザイン、先進的なテクノロジー、そして日常における使いやすさを求められます。このモデルは、そうした日本のお客さまの期待に応えながら、BMWならではの“駆けぬける歓び”をこれからの時代にふさわしい形でお届けするモデルになると確信しています」と述べ、その第一の理由として航続距離が906kmであることを挙げ、「多くのお客さまがこれまで抱いてこられた『一体何km走るのか』という不安や疑問に対するBMWからの力強い回答」と述べた。
加えて「電気自動車はもはや航続距離だけを心配する時代ではありません。これからはどれだけ快適に、どれだけ自由に、そしてどれだけ心躍る移動体験を提供できるかが問われている。そのような新しい時代に入ったと考えております。その新しい時代にふさわしく、新型iX3はデザイン、デジタル体験、そして走行性能の全てにおいて進化を遂げております。次世代のBMWらしさを明確に示すデザインは、力強さと先進性を兼ね備えたエクステリア、そしてドライバーを中心に考え抜かれたインテリアによって、乗る人に新しいBMWの世界観を直感的に感じていただけているものです」とアピール。
また、上野社長は新型iX3に試乗したことについても触れ、「その際に感じたのは、実は2.3tという車体でありながら、まるでひと回り軽いクルマを操っているかのように身のこなしの良さを感じ、ステアリングを切った瞬間の反応がとても自然で、クルマ全体がこちらの意図をすっと受け止めてくれる。そう感じさせてくれた電気自動車はこのモデルが初めて」と評した。
一方、プロダクト・マネージャーのケビン・プリュボ氏は技術的な詳細を説明し、新型iX3が単に新しい電気自動車が加わったということではなく、「デザイン、電動化、デジタル体験。あらゆるものをBMWらしくゼロから考え直したモデル」と説明。
まずは「新設計の高電圧バッテリ」「800Vアーキテクチャ」「進化した電動駆動ユニット」からなる第6世代のBMW eDrive(イードライブ)について紹介。
高電圧バッテリは「セル・トゥ・パック」設計を採用した。従来の高電圧バッテリは個々のバッテリセルをモジュール化して車両に搭載(パック)していたが、「セル・トゥ・パック」設計ではバッテリセルを直接パックに組み込むことで効率の向上、重量の削減、冷却効率の向上などを実現。バッテリセルには直径46mm、高さ95mmの円筒形セルを採用し、パックした円筒形セルを車両床面に敷き詰めているという。これらとともにCd値0.24の空力性能、エネルギーロスを40%低減した駆動技術、軽量化によって一充電走行距離906km(iX3 50 xDriveの場合。M Sportは835km)を達成している。
また、新型iX3は4つの「スーパーブレイン」と呼ばれる高性能コントロールユニットによって制御。「ドライビング・ダイナミクス」「運転支援システム」「インフォテインメント」「ベーシック&コンフォート」の機能で構成される、それぞれの「スーパーブレイン」にすべての機能が集約され、継続的なアップグレードによりAI機能などの将来的な機能アップデートにも対応できるように設計されているという。
なかでも「ドライビング・ダイナミクス」を司る「スーパーブレイン」は「Heart of Joy(ハード・オブ・ジョイ)」と名付けられ、ドライブトレーンとドライビング・ダイナミクス・マネジメントの役割を担う。Heart of Joyについてプリュボ氏は「クルマのブレーキ、回生、ステアリングを1つのコントロールユニットに統合し、従来の制御ユニットの最大10倍の速度で情報を処理します。その成果の1つがソフトストップです。停止直前まで回生とブレーキを緻密に協調させ、BMW史上最も滑らかな停止を実現します。同乗者にも減速時の前後の揺れが少ない自然で快適な乗り心地を提供するとともに、一方でコーナーでは回生ブレーキも含めて車両姿勢を精密に制御し、俊敏性と安定性を両立します。日常走行では、ブレーキングの98%を摩擦ブレーキを使わずに回生のみで行ないます」と説明した。
プリュボ氏は最後に「広い居住空間を保ちながら大容量のバッテリ、低重心、そして高いボディ剛性を両立する。第6世代のBMW eDriveテクノロジーの高効率に906kmという航続距離を実現。15分で最大420km分の充電をする。また、Heart of Joyにより同乗者にも快適なソフトストップと、ドライバーにはBMWらしい正確で楽しいコーナリングを提供する。運転支援は人とその操作を妨げるのではなく、人と自然に協調するものへと進化する。これら1つひとつは技術の進化です。しかしこの目的は共通しています。お客さまの時間、空間、そして移動をより自由にすること。新型iX3はBMWの新しい時代の始まりです。そして、日本の電気自動車市場に新しい基準を示す1台です」とし、プレゼンテーションを締めくくった。
「スムーズな加速とブレーキ時の快適な制動力に感動した」と中村敬斗選手
BMWブランド・フレンドに就任した中村敬斗選手は司会者とのインタビュー形式のトークショーに参加し、クルマへの関心、電気自動車の体験、ライフスタイル、BMWブランド・フレンドとしての抱負などを語った。
クルマに対するこだわりとしては、見た目と走りの2点を重視していると述べ、特に見た目についてはクルマの正面部分、フロントデザインが最も気になる部分と回答。中村選手は新型iX3のキドニーグリルがお気に入りで、シャープで引き締まったデザインを評価。
新型iX3の走りに関してはイベント前に試乗した際の感想が語られ、普段はガソリン車に乗っているため電気自動車は初体験だったといい、「アクセルを踏んだ時のストレスのないスムーズな加速と、ブレーキ時の快適な制動力に感動した」とコメント。
そしてFREUDE by BMWの「CAFE & BAR B」では7月23日~8月31日までの期間、新型iX3をイメージしたスペシャルドリンク「ブルー・ホライゾン・フロート」(900円)を提供するが、このドリンクについて中村選手が食レポに挑戦。「ブルー・ホライゾン・フロート」は新型iX3のコミュニケーション・ボディカラー「オーシャン・ウェーブ・ブルー」をイメージしたブルーで仕上げられており、レモンの酸味が広がるすっきりとしたドリンク。波をイメージしたライチゼリーとともに、ココナッツアイスが加えられている。その「ブルー・ホライゾン・フロート」を中村選手は「率直にめちゃめちゃおいしいですね。レモンの香りとミントも入っているんですかね、夏にぴったりなフレッシュな気分になります」と評価した。
また、BMWブランド・フレンドとしての抱負について、中村選手は「BMWは本当に大好きなブランドで、これからBMWの魅力を皆さんにお伝えできたらいいなと思っています。よろしくお願いします」と述べている。





















