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スーパーGT第4戦富士、予選はGT500が新型「プレリュードGT」、GT300が「フェラーリ」祭りに!

2026年8月1日 開催
富士スピードウェイで「スーパーGT第4戦」が富士ラウンドの練習走行と予選が開催された

 スーパーGT 第4戦「2026 AUTOBACS SUPER GT Round4 FUJI GT 300km RACE」が、8月1日~8月2日に静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにて開催されている。今シーズンのスーパーGTは第3戦として6月に開催される予定だったマレーシア・セパン戦が中東紛争などの影響を受けて中止となり、5月上旬に行なわれた第2戦富士から約3か月のインターバルを経て第4戦の開催となった。

 GT500のポールポジションを獲得したのは8号車 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹組、BS)。2位は100号車 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐組、BS)、3位は17号車 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗組、BS)となり、本年から車両を「HRC PRELUDE-GT」に変更したホンダ勢が上位を独占した。

 GT300のポールポジションは、45号車 PONOS FERRARI 296 EVO(篠原拓朗/川端伸太朗組、YH)、2位は60号車 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑、DL)、3位は6号車 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ニクラス・クルッテン組、YH)となり、4位に入った7号車 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン/梅垣清組、YH)と合わせてフェラーリ勢がトップ1-2-4を独占する結果となった。

本年からHRC PRELUDE-GTに車両を変更したホンダ勢が上位独占、全車が7位までに入る

GT500予選1位の8号車 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹組、BS)

 GT500の予選1回目(Q1)でトップタイムをマークしたのは17号車 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗組、BS)。Q1をドライブした野村勇斗選手は、今シーズンからGT500デビューした新人で、デビュー3戦目にしてQ1でトップタイムをマークしたことで注目を集めた。2位は100号車 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐組、BS)、3位は8号車 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹組、BS)で、ホンダ勢がトップ3を占めた(なおホンダ勢は全車がQ1を突破した)。

GT500予選2位の100号車 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐組、BS)

 トヨタ勢のトップは37号車 Deloitte TOM'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ組、BS)の4位、ニッサン勢のトップは6位の23号車 MOTUL Niterra Z(千代勝正/高星明誠組、BS)。開幕2戦で連勝してポイントリーダーの36号車 au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太組、BS)は、サクセスウェイト80kgと厳しい環境の中、11位で惜しくもQ1進出を逃した。

GT500予選3位の17号車 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗組、BS)

 GT500の予選2回目(Q2)でも、ホンダ勢の躍進は続いた。なんとホンダは予選の3位までを独占した。ポールを獲得したのは、8号車 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹組、BS)。8号車は開幕戦と第2戦とノーポイントで、サクセスウェイトが0という状況で最も軽い状態であったことは事実だが、スーパーフォーミュラのポイントリーダーと乗りに乗っている太田格之進選手がPRELUDE-GTというニューマシンの初めてのポールを獲得した。2位は100号車 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐組、BS)、3位は17号車 Astemo HRC PRELUDE-GTで、ホンダ勢はトップ7に全5台が入り好調さを印象づけた。

トヨタ勢のトップは4位の38号車 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗組、BS)

 トヨタ勢のトップは38号車 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗組、BS)の4位、日産勢のトップは23号車 MOTUL Niterra Zの8位となった。

日産勢のトップは8位の23号車 MOTUL Niterra Z

GT500クラス予選結果(暫定)

順位カーナンバーマシンドライバータイヤSWQ1Q2
18ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT太田格之進/大津弘樹BS1分27秒5901分26秒766
2100STANLEY HRC PRELUDE-GT山本尚貴/牧野任祐BS141分27秒4471分27秒078
317Astemo HRC PRELUDE-GT塚越広大/野村勇斗BS61分27秒4201分27秒325
438KeePer CERUMO GR Supra大湯都史樹/小林利徠斗BS321分28秒1661分27秒502
516ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT野尻智紀/佐藤蓮BS221分28秒1101分27秒701
637Deloitte TOM'S GR Supra笹原右京/ジュリアーノ・アレジBS1分27秒7641分27秒818
764Modulo HRC PRELUDE-GT大草りき/イゴール・オオムラ・フラガDL1分27秒9091分27秒944
823MOTUL Niterra Z千代勝正/高星明誠BS281分28秒0131分27秒951
912TRS IMPUL with SDG Z平峰一貴/ベルトラン・バゲットBS301分28秒1441分27秒986
1014ENEOS X PRIME GR Supra福住仁嶺/大嶋和也BS481分28秒0401分28秒009
1136au TOM'S GR Supra坪井翔/山下健太BS801分28秒355
1219WedsSport BANDOH GR Supra国本雄資/阪口晴南YH21分28秒362
1339DENSO KOBELCO SARD GR Supra関口雄飛/サッシャ・フェネストラズBS281分28秒380
1424リアライズコーポレーション Z名取鉄平/三宅淳詞BS141分28秒717

※SW=サクセスウェイト(Kg)

GT300は体制変更の45号車がポールを獲得、フェラーリ勢が1-2-4と上位を席巻

 GT300の予選1回目(Q1)はA組、B組の二つのグループに分かれての出走となり、それぞれ上位9台が予選2回目(Q2)へと進むことになる。

GT300予選1位の45号車 PONOS FERRARI 296 EVO(篠原拓朗/川端伸太朗組、YH)

 A組のQ1はこの3カ月のインターバルでドライバーの交代などのチーム体制を変更してきた45号車 PONOS FERRARI 296 EVO(篠原拓朗/川端伸太朗組、YH)がトップタイム。その新体制での最初の予選でトップタイムというのは順当な滑り出しと言える。2位は18号車 UPGARAGE AMG GT3(小林崇志/新原光太郎組、YH)、3位は2号車 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/卜部和久組、BS)となり、ポイントリーダーの777号車 D'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ組、DL)は14位でQ1落ちとなった。

GT300予選2位の60号車 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑、DL)

 B組のQ1は7号車 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン/梅垣清組、YH)と、A組に続いてFerrari 296 GT3 EVOがトップタイムをマークした。2位は52号車 Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太組、BS、3位は31号車 apr LC500h GT(小高一斗/小山美姫組、BS)となった。

 18台で争われたQ2でポールポジションを獲得したのは45号車 PONOS FERRARI 296 EVO、今回のレースでドライバー交代してスーパーGTに復帰したばかりの川端伸太朗選手が自身初めてのポールポジションを獲得した。2位は60号車 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑、DL)、3位は6号車 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ニクラス・クルッテン組、YH)となり、4位も7号車 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO となり、Ferrari 296 GT3 EVOが1-3-4となり、GT300は「夏のFerrari祭」という様相を呈することになった。

GT300予選3位の6号車 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ニクラス・クルッテン組、YH)

GT300クラス予選結果(暫定)

順位カーナンバーマシンドライバータイヤSWQ1Q2
145PONOS FERRARI 296 EVO篠原拓朗/川端伸太朗yokohama1分37秒1001分36秒209
260Syntium LMcorsa LC500 GT吉本大樹/河野駿佑dunlop121分37秒5491分36秒800
36UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI片山義章/ニクラス・クルッテンyokohama141分37秒9881分36秒808
47CARGUY Ferrari 296 GT3 EVOザック・オサリバン/梅垣清yokohama161分37秒2141分36秒822
518UPGARAGE AMG GT3小林崇志/新原光太郎yokohama1分37秒7821分36秒825
652Green Brave GR Supra GT吉田広樹/野中誠太bridgestone301分37秒3601分36秒872
732ENEOS X PRIME AMG GT3石浦宏明/鈴木斗輝哉bridgestone201分37秒6871分36秒922
84グッドスマイル 初音ミク AMG谷口信輝/片岡龍也yokohama421分37秒7281分37秒030
965LEON PYRAMID AMG蒲生尚弥/菅波冬悟bridgestone621分37秒4461分37秒032
1056リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織yokohama541分38秒0211分37秒066
112HYPER WATER INGING GR86 GT堤優威/卜部和久bridgestone621分37秒8541分37秒092
1261SUBARU BRZ R&D SPORT井口卓人/山内英輝dunlop21分37秒4891分37秒375
139PACIFIC ウマ娘 NAC BMW冨林勇佑/藤原優汰michelin1分37秒6341分37秒510
1496K-tunes RC F GT3新田守男/高木真一bridgestone301分37秒9881分37秒603
15666seven x seven PORSCHE GT3R EVOスヴェン・ミューラー/藤波清斗yokohama341分37秒8611分37秒712
1631apr LC500h GT小高一斗/小山美姫bridgestone641分37秒4331分37秒746
1787OPEN HOUSE Lamborghini GT3元嶋佑弥/松浦孝亮yokohama101分38秒0501分37秒935
1848健康ケーズフロンティアWMニルズGT-R井田太陽/ジェームス・プルyokohama21分38秒0211分38秒831
1962HELM MOTORSPORTS GT-R平木湧也/平木玲次yokohama61分38秒334
205マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号塩津佑介/荒尾創大yokohama101分37秒733
2188VENTENY Lamborghini GT3小暮卓史/ダニール・クビアトyokohama201分38秒398
2230apr GR86 GT永井宏明/平良響yokohama1分37秒908
2320シェイドレーシング RC F GT3平中克幸/清水英志郎michelin1分38秒483
24360RUNUP × SOL GT-R荒川麟/清水啓伸yokohama1分37秒934
2526ANEST IWATA GAINER Z安田裕信/リ・ジョンウyokohama1分38秒518
2611GAINER TANAX Z富田竜一郎/大木一輝dunlop41分38秒017
27777D'station Vantage GT3藤井誠暢/チャーリー・ファグdunlop701分38秒623
2825HOPPY Schatz GR Supra GT松井孝允/洞地遼大yokohama1分38秒337
2922アールキューズ AMG GT3加納政樹/和田久yokohama1分39秒179

※SW=サクセスウェイト(Kg)

 明日の決勝レースは、13時30分スタートで、300km(66周)で行なわれる予定となっている。明日の天気は天気予報により異なっているが、明日の午後は雨が降るという予報があり、多くの関係者も雨だと予想しているようだ。仮に雨となれば、今シーズン始めてウエットタイヤが本格的に活躍するレースになり、勢力図が大きく変わる可能性がある。テレビ放送はJ SPORTS(BS)、ストリーミング配信はJ SPORTSオンデマンドないしはニコニコ生放送などで配信が行なわれる予定だ。