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アイシン、道路維持管理支援サービス「みちログ」に新機能“マンホール検知”追加 インフラの安全管理に活用

2026年9月9日 発表

 アイシンは9月9日、AIを活用して道路の異常を早期に把握し、事故を未然に防ぐことを目的とした道路維持管理支援サービス「みちログ」にて、新たにマンホール検知に特化した機能を開発し、愛知県豊橋市と連携した事業を開始した。

 近年、全国的に道路インフラの老朽化が進むなか、各自治体では道路や占用物件の点検・維持管理にかかる負担が増大。さらに2026年4月からは、新たに改正された「道路法施行規則」が施行され、占用物件の安全性や点検結果等の報告が求められ、より効率的な管理手法の確立が課題となっている。

 そうした背景を踏まえ豊橋市は、市内約4万7000基におよぶマンホール蓋の位置情報の把握や、マンホール蓋の交換対象を明確にするため、世代別の判定を行なう必要があった。一方で、目視による点検では多大な時間とコストがかかることが課題という。

パトロールカーに搭載した専用車載器で取得した画像データをAIで解析する

 そこでアイシンは、これまでAIを活用し、ポットホールやひび割れなどの道路異常を自動検知してきた「みちログ」の技術を応用し、マンホール検知に特化した新機能を開発。この事業では、パトロールカーに搭載した専用車載器で取得した画像データをAIで解析することで、「マンホール位置情報の把握」「外観画像の自動収集」「マンホール蓋の世代判定」を可能にした。

 この取り組みにより、自治体職員が現地で一基ずつ確認する作業負担を大幅に軽減し、日常のパトロール走行を活用した効率的なインフラ管理を実現するほか、将来的にはマンホール周辺の舗装損傷検知や他の管理システムとのデータ連携を通じて、道路インフラ全体の安全性向上や、事故の未然防止への貢献も目指すとしている。