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パナソニック エナジー、大阪・門真にリチウムイオンバッテリの研究開発拠点「エナジーイノベーションスクエア」開設
住之江拠点との連携で800名規模の国内最大級開発体制へ
2026年9月16日 17:04
- 2026年9月16日 発表
パナソニック エナジーは9月16日、大阪府門真市に新設したリチウムイオンバッテリの研究開発拠点「エナジーイノベーションスクエア」の本格稼働を開始したと発表した。新拠点は、リチウムイオンバッテリセルの材料開発から設計・試作までを一貫して手掛け、グローバルな開発と生産を牽引するマザー拠点になるという。
新拠点では、セルの製品企画、技術開発、解析部門などの従業員約500名が協働を行なう。生産技術の開発を担う「住之江 生産プロセス開発棟」(大阪市)とあわせて約800名規模となる国内最大級のバッテリ専門の開発体制を構築した。
これにより、同社では両拠点の連携により新製品の開発スピードを加速させ、2030年度までに2023年度比で開発効率2倍を目指していく。
従来、複数拠点に分散していた開発から試作までのプロセスを新拠点内に集約して完結させることで、業務効率化と省人化を推進し、輸送を伴う開発リードタイムを15%以上短縮。さらに、新拠点への機能集約に合わせて整備されたDX基盤を活用し、シミュレーションと実機評価のデータを蓄積・連携させることで、プロセス監視と統計解析を行ないシミュレーション精度と設計完成度を引き上げるとしている。
これらの取り組みにより、EV(電気自動車)向けの高容量・高耐久バッテリをはじめ、AIデータセンタ向けの高出力バッテリ、将来的なドローンやロボタクシー、ヒューマノイドロボット向けなど、拡大・多様化する市場ニーズに対応する高品質・高性能なバッテリソリューションの提供を図る。
パナソニック エナジー社長執行役員の只信一生氏は「当社の電池開発の新たな中核となる新拠点の本格稼働を迎えられたことを大変嬉しく思います。新拠点の本格稼働により、次世代製品に直結する開発から量産までの連携がさらに強固になり、グローバル市場における当社の競争力が一層高まるものと考えています。市場環境や電池の用途が変化する中でも、高い技術力と豊富な知見によって柔軟かつ迅速に対応し、市場が求める最適なソリューションでお応えし続けることが私たちの役割であると考えています。今後も革新的な電池技術の提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献します」とコメントしている。

