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489台のホンダの歴代TYPE Rが集結!「Honda All Type R World Meeting」鈴鹿サーキットで初開催

2026年9月21日 開催
「Honda All Type R World Meeting 2026 in SUZUKA」では、鈴鹿サーキット交通教育センターにTYPE Rによるクルマ文字「TYPE R」が描かれた

「TYPE Rの聖地」に歴代の名車が大集結

 本田技研工業のスポーツモデル「TYPE R」シリーズの、オーナーやファンが集うイベント「Honda All Type R World Meeting 2026」が、鈴鹿サーキット(三重県)の交通教育センターにて9月21日に開催された。これまではモビリティリゾートもてぎ(栃木県)での開催だったため、西日本エリアでの開催は初となる。

 今年5月のモビリティリゾートもてぎでの開催に続き、全国のファンやオーナーから寄せられた「TYPE Rの聖地である鈴鹿サーキットでも開催してほしい!」という熱いリクエストに応える形で今回の初めての開催が実現。

 シルバーウイークに本州へ接近した台風25号の影響も最小限にとどまり、秋晴れに恵まれた会場には、北は北海道から南は九州まで、全国各地から集まった新旧の歴代TYPE Rが所狭しと並べられ、オーナー同士の交流や、スペシャルトークショー、カスタマイズパーツ購入などを楽しんだ。

全国からホンダの歴代TYPE Rモデルが集結した

 参加車両は、アルミボディとミッドシップレイアウトで日本のスポーツカー史に名を刻んだ「NSX R(NA2)」をはじめ、1995年の「インテグラTYPE R(DC2/DB8)」、1997年に誕生したピュアスポーツモデルのシビックTYPE R「EK9」を皮切りに、イギリス生産の「EP3」、日本国内で高い人気を誇る4ドアセダンの「FD2」、ターボエンジンを初搭載した「FK2」、世界屈指のFFパフォーマンスを発揮した「FK8」、そして現行「FL5」まで、ホンダが世界に誇る“レーシングスピリット”を体現した歴代TYPE Rモデルが勢ぞろい。

1台のみだったが北海道からも参加していた
九州や四国からもTYPE R乗りがかけつけた

 今回は事前エントリーを含め全489台のTYPE Rが集結。参加者の地域別内訳を見ると、開催地である鈴鹿サーキットを擁する中部エリアからの168台や、近畿エリアの127台を中心に、関東エリアからも114台が駆けつけた。さらに、北は遠く北海道から1台、東北から6台、北陸22台、中国22台、四国12台、九州17台と、まさに全国津々浦々から熱狂的なTYPE Rファンが愛車とともに集った。

 車種別では、現行型となる「シビックTYPE R(FL5)」が347台と圧倒的なシェアを獲得。これに先代モデルの「FK8」が58台、「FD2」が37台で続き、初代「EK9」も11台が元気に参加。「インテグラ」勢は「DC2」が10台、DC5が10台、DB8が5台。1台のみだったが「NSX R(NA2)」の姿も見られた。

運営サイドも前日15時まで実施の可否を検討していたが、なんとか台風が過ぎ去り無事に開催できた

 参加者の年齢層も幅広く、最も多かったのは50歳~54歳の82人で、次いで25歳~29歳の63人、40歳~44歳の59人、55歳~59歳の57人、30歳~34歳の54人と続く。20歳未満4人、65歳~69歳8人と、TYPE Rがいかに世代を超えて愛されているかを物語るデータとなった。

TYPE R開発責任者の柿沼秀樹氏とレーシングドライバー道上龍氏がトーク

 会場の特設ステージでは、2000年のGTチャンピオンでありホンダのエースとして活躍してきたレーシングドライバーの道上龍氏と、シビック シリーズおよび北米アキュラ インテグラ シリーズのラージプロジェクトリーダー(LPL)を務める本田技研工業の柿沼秀樹氏によるスペシャル代談トークショーが開催された。

TYPE Rとの出会いを振り返った道上龍氏

 TYPE Rとのファーストコンタクトについて、自身もTYPET Rオーナーである道上氏は、「市販車よりもレーシングカーが先でした。当時はN1耐久(現スーパー耐久)で、インテグラ(DC2)でレースに出たのが最初だったと思います。それまでもシビックレースなどでEG6に乗っていましたが、TYPE Rとの出会いはそこからでした。同じオーナーの同志の皆さんとこうして集まれて本当に嬉しいです」とあいさつ。

 一方、開発陣として長年関わってきた柿沼氏は、「本当のファーストコンタクトは、ホンダに入社したときにまさに開発真っ盛りだった初代NSX TYPE R(NA1)でした。先輩たちに『乗ってこい!』と言われてテストコースの周回路で走ったのですが、すごい乗り心地で『本当にこれを売り物にするの?』と衝撃を受けたのが最初でした。その後、インテグラ(DC2)の開発テストで筑波サーキットを走った際は、アクセルワークだけで姿勢を自由自在にコントロールできるFFとは思えない動きに目から鱗が落ちました」と、当時の思い出を明かした。

TYPE Rの開発秘話を明かした柿沼秀樹氏(右)

 また、両氏の交流が深まったのは、ターボエンジンを初搭載したFK2型シビックTYPE Rの開発時期で、当時アドバイザーや開発ドライバーとして関わっていた道上氏と、ハンドリング開発部門の責任者だった柿沼氏は、北海道にあるテストコース「鷹栖プルービンググラウンド」やドイツのニュルブルクリンクでテストを重ねたという。

 道上氏は、「FK2の開発のときは本当に凄かった。テスト走行後のミーティング部屋はピリピリした空間で、市販車なのにレースさながらの議論が繰り広げられていました。でも『タイムを出さなければいけない』というプレッシャーの中で、足まわりやエンジンの担当者が真剣勝負をしていて、レースよりも大変だと感じるほど必死でした」と当時の開発現場の熱量を明かした。

開発当時の緊迫したミーティングの様子を思い出し、思わず笑みがこぼれる両氏

 これに対し柿沼氏は、「当時はニュル最速という目標があり、初めての2.0リッターターボで300馬力オーバーのパワーをFFで路面に伝えるという課題がありました。かつてのガチガチだった4ドアのFD2から、さらに高い次元へ引き上げるため、デュアルアクシス・ストラット・サスペンションを開発して投入しましたが、リアの接地感やコントロール性を突き詰める作業は、本当に地獄のような恐怖と闘う開発でした。そうしたFK2での試行錯誤や学びがあったからこそ、その後のFK8や現行のFL5へと進化させられた」と振り返った。

 トークショー後半は、道上氏がシビックで参戦したWTCC(世界ツーリングカー選手権)でのエピソードにも触れ。道上氏は「TYPE Rは自分にとってレーシングドライバーとして育ててもらった存在であり、切っても切り離せない存在です。今でも自分の日常の中にTYPE Rがあり、サーキットを走るのも普段の街乗りも本当に楽しい。こんなに楽しいクルマは他にありません」と愛着を語った。

2017年シーズンにHonda Racing Team J.A.S.からWTCCにフル参戦したシビックTYPE R
約380PSとモンスターパワーのFFマシンなので、リアタイヤのグリップを稼ぐダウンフォースを発生させるための大きなウイングが装着されている
内装は当時のままで、歴戦のダメージがそのままとなっていた

 最後に柿沼氏は、「TYPE Rという形にして世に出した後も、モータースポーツの現場で鍛え上げ、そこで得た課題や技術を次の世代へとつないでいく。これこそがTYPE Rであり、ホンダにおける『R』に込めた技術者たちの魂や熱量です。乗っていただければ、ただのクルマではない特別感が必ず伝わるはずです。この魂を絶対に絶やさぬよう、これからもクルマづくりを続けていきます」と締めくくり、来場者から大きな拍手が送られた。

トークショーの後は大勢のファンに囲まれサインを求められていた柿沼氏

ホンダアクセスがシビックTYPE R用「カーボンテールゲートスポイラー」を解説

 ホンダアクセスのステージイベントでは、進行担当の純正アクセサリー広報担当 澤田修一氏は、「今もまだ購入できないと思われているファンが多いらしいんですよ」と投げかけると、純正アクセサリー開発責任者の水上寛之氏は、「長らくお待たせしていましたが、カーボンテールゲートスポイラーは再販を開始していて、在庫や供給体制が整っています。お求めいただけるタイミングでしっかり納入できる体制になっています」とアピール。また、ホンダアクセスの開発アドバイザーである土屋圭市氏への納品も、実はつい先日のことだったと製造スケジュールの遅れが解消したことを強調した。

ホンダアクセスの純正アクセサリーを多数装着したデモカー
標準ウイングに対し約1kgの軽量化を実現したカーボンテールゲートスポイラー

 ホンダアクセスのブースでは、純正ウイングとカーボンテールゲートスポイラーを持ち比べできる体験コーナーも設置。標準品に対して「約1kg」軽量化されている点について水上氏は、「1kgという数値以上に、持ち比べたお客さまからは『こんなに違うのか!?』と驚かれます。リアのオーバーハングにあたる部分の1kg軽量化は、走りの質感や運動性能に大きく寄与します」と語った。

手前が純正スポイラー、奥がホンダアクセス製カーボンテルゲートスポイラー

 また、装着オーナーから「サイドミラーから見えるウイングの翼端板がかっこよく、所有感が満たされる」という声が多く寄せられていることに対し、「実はミラー越しの見え方までは狙って設計していなかったのですが(笑)、喜んでもらえているのは嬉しい誤算です」と笑顔を見せた。

製品特徴を解説する株式会社ホンダアクセス 純正アクセサリー開発責任者 水上寛之氏

 続いて、同スポイラーの最大の特徴である裏面の「シェブロン(鋸歯状/ギザギザ形状)」や、全体の空力設計について解説を実施。ウイング裏面の流速が高い部位に設置されたシェブロンは、剥離しようとする大きな空気の渦を小さな渦に分散させ、スムーズに後ろへ流す(いなす)役割を担う。開発陣が「音響室の壁にある凹凸スポンジ(吸音材)」の構造から「空気の流れにも効くのではないか?」と着想を得て、前方や上部など様々な位置に試作してテストを繰り返した結果、現在の形状と配置にたどり着いたと明かした。

スポイラー裏面に配置された鋸歯状の「シェブロン」。剥離する大きな渦を小さな渦へ分散・流す効果を持つ

 また、ウイングの中央部はガーニーフラップ風の段差を設けて確実なダウンフォースと直進安定性を確保。一方で、両サイドはあえてダウンフォースを掛けすぎず、横風や旋回時に風を綺麗に逃がす設計としている。全周で一律にダウンフォースを発生させると、風向きの変化で挙動が乱れる原因となるため、メリハリをつけることで日常のストリートからサーキットまで安心・安定して走れる「実効空力」を具現化している。

 トークショーの後半では、ホンダアクセスがHRCとともに2025年~2026年シーズンのスーパー耐久(ST-Qクラス)に参戦している「271号車 CIVIC TYPE R HRC Concept」についての話題へ展開。

S耐参戦車両「271号車 CIVIC TYPE R HRC Concept」にもホンダアクセス製ウイングが装着される

 レース現場における開発について水上氏は、「通常の純正アクセサリー開発は時間をかけてじっくり検証しますが、レース現場は『今この場で決めて、次のセッションで試す』などスピード感が全く異なります。ドライバーや現場エンジニアから数多くのダメ出しを受けながら、即断即決で仕様変更を行なっています」と苦労を語った。

 ホンダアクセスはかつて、FD2型シビックTYPE R時代(2007年~2009年)にもスーパー耐久へ参戦し、そこで得たノウハウを市販純正アクセサリーへ還元した実績を持つ。東京オートサロン2026で発表した通り、今回のS耐参戦を通じて得られた「実効空力」や「ホイール剛性」といったレース現場での知見や人材育成の成果は、今後HRCとホンダアクセスが手掛ける新たな「HRCパフォーマンスパーツ」へフィードバックされていく予定だ。

レーシングドライバー道上氏と野尻氏の裏話トークショー

 後半のトークショーでは、レーシングドライバーでありDRAGO CORSE(ドラゴ・コルセ)のチームオーナーを務める道上龍氏と、SUPER GT(ARTA)やスーパーフォーミュラ(TEAM MUGEN)で活躍する現役トップドライバーの野尻智紀選手の2名が登壇。

カート時代の思い出や裏話を披露する道上氏

 道上氏は「当時、僕の弟が輸入・運営していたカートチームに、のちにF1ドライバーとなるジュール・ビアンキが来ていたんです。そのレースで激しいバトルを繰り広げていたのが、当時15~16歳だった野尻選手でした。ビアンキを相手に引かない走りをしていて、最後は弾き飛ばされてクラッシュパッドまで飛んでいった姿を覚えています」と告白。 野尻選手も「僕が前にいて、なんとか抑えていたんですけどドカンとやられて……(笑)。必死だったんですけど、道上さんのチームのピット前をカンカンに怒りながら通り過ぎたのが最初の思い出です」と明かし、会場の笑いを誘った。

 野尻氏は、1998年の10歳のときにツインリンクもてぎ(現:モビリティリゾートもてぎ)で開催されていたフォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)を観戦しに行き、道上選手がムーンクラフトから参戦しているのを観客席で見ていたと明かし、「自分の方が前から知っていた」とアピール。

スクール時代や若手時代の角田選手について語る野尻選手。また、道上氏からRCカーも教わっていた時期もが、マシンが逆向きになると方向が分からなくなるから、あまりハマらなかったと明かしていた

 さらに話題は、現在F1にいる角田裕毅選手にも波及。カート時代に彼を見ていた道上氏は、「一発のタイムアタックやブレイキングの深さは当時から天才的なものがありました。キャブ調整などレースの組み立てで苦戦することもありましたが、才能はズバ抜けていましたね」と回想。

 また、鈴鹿サーキット・レーシング・スクール(SRS)で講師として指導していた野尻選手は、「最初は4輪の経験不足から苦戦していましたが、ユーズドタイヤでのロングランになるとずっと同じタイムで刻んでくる不思議な強さがあった。新品タイヤの使い方を覚えてからは一気に覚醒しましたね」と当時を振り返った。

 トークの途中では、道上氏がJGTC/SUPER GTのNSX-R時代に見せた伝説の「超高速シフトダウン」の話題も登場。道上氏は「どうしてもシーケンシャルミッションためシフトダウンが間に合わず独自に編み出したテクニック」と振り返り、野尻選手は「スクール時代に真似してHパターンでやったら教官にめちゃくちゃ怒られました(笑)」とそれぞれのエピソードを披露した。

自身の愛車NS-X TYPE Rへのこだわりを語る道上選手

 最後に、ともにTYPE Rオーナーである2人による「愛車トーク」も披露。初代NSX(NA1型)を所有し、現在もプライベートでサーキット走行を楽しむ道上氏は、「マニュアルで操る楽しさ、アルミモノコックのダイレクト感は今乗っても全く古さを感じない。ブレーキパッドやホイールなどを自分好みにセッティングして、長く大事に乗れるのがTYPE Rの魅力ですね」と語った。

 現行型のシビックTYPE Rを所有する野尻選手は、「納車されてすぐに1万km、2万kmと走り込みました。サーキットへの移動も本当に快適です。ただ、汚れたら直ぐに洗車しないと気が済まないから、雨のは乗りません(笑)」と告白。続けて、「無限のカーボンボンネットが届くのをずっと楽しみに待っています」とリアルな愛車家ぶりを吐露していた。

 両氏とも「ホンダには、これからもTYPE Rという熱いDNAや魂を宿したクルマを作り続けてほしい!」と締めくくり、集まったファンとともにTYPE Rへの愛を再確認するトークショーとなった。

道上選手と野尻選手のサイン会には長蛇の列ができていた

開発責任者の柿沼氏が来場者からの質問にも回答

 イベントの最後には元無限ホンダF1エンジン設計者で、現在はTYPE R文化継承拠点「R-Community-Base(タイプR鑑定団 矢板店)」を栃木県矢板市にオープンして、ホンダ愛を広げている松本正美氏が登壇。来場者からの質問を開発責任者の柿沼氏に投げかけた。

ホンダ愛が溢れすぎていた松本正美氏

「鈴鹿サーキットでタイムアップする上で大切なアドバイスをください」という質問に対して柿沼氏は、「僕が鈴鹿を走るときに一番大事にしているのは『S字コーナー』です。タイヤの縦と横のグリップをうまく使いながら、リズムよく走ることが重要」と語った。さらに「S字でタイヤを使い切ってしまうと、その後のセクションが厳しくなるので、後半にタイヤを残しておくという意味でも、S字をいかにスムーズに走るかが大切」と、タイヤマネジメントとリズムの重要性を強調した。

 また、質問は現行型(FL5型)の開発秘話や価格設定にもおよび、「FL5型で500万円以下(発売時499万8000円)を実現するために削った部分はありますか?」という質問に対し柿沼氏は、「1997年に初代シビックTYPE R(EK9型)が199万円で登場して以来、シビックはTYPE Rの末っ子として伝統を守ってきた。TYPE Rに込められたホンダのクルマ作りの想いを、高すぎて買えないような存在にはしたくなかった」と回想。

 続けて、「乗ったら凄いというあの感覚をより多くの人に体感してもらいたいから、限界まで安くしてほしいと社内に掛け合った。その後、半導体不足や原材料費の高騰、インフレなどで車のコスト全体が上がっていったことを考えると、あの価格設定で出せたのは本当によかったと思う」と振り返った。

来場者からの質問に回答する柿沼氏

 さらに、コスト調整による装備の選定について柿沼氏は、「オート防眩ミラーなど一部の快適装備はあきらめましたが、それはTYPE Rとしての本質や走りの優先度を一番に考慮した結果。一方で、現代のユーザーが求める日常性や快適性とサーキットパフォーマンスの両立はFK8型、FL5型で技術的にも可能となり、遠方からサーキットまで快適に移動できる車に仕上がっています」と自負を語った。

 最後に「柿沼氏にとってTYPE Rとはどういう存在?」と問われると、「僕の会社人生そのもの」とひと言。「TYPE Rを通じて多くの人とつながり、クルマ作りの情熱を注ぎ込んできた」と締めくくり、会場からは大きな拍手が送られた。

イベント当日は朝から大忙しだった柿沼氏、道上氏(ステージ壇上)

鈴鹿サーキット 国際レーシングコースでのパレードラン

 イベント会場では、開催を記念したオフィシャルグッズショップや、イベント限定デザインのアパレル、記念Tシャツ、キャップ、キーホルダー、オリジナルステッカー、車検証ケースなどの限定アイテムが販売され、買い求めるファンによる長い列が作られていた。

イベント限定グッズや鈴鹿サーキットのオリジナルグッズ売り場は長蛇の列ができていた
ホンダブースではTYPE Rの塗り絵を子供たちが楽しんでいた
ホンダ学園の学生たちがレストアした初代「シビック RS」も展示されていた
エンジンはカットモデルも展示
メカニカルな部分が見える展示で来場者も食い入るように見ていた

 イベントの目玉プログラムの1つとして行なわれたのが、参加オーナー車両によって実施された「鈴鹿サーキット 国際レーシングコース パレードラン(クルーズラン)」。

参加車両は鈴鹿サーキットの1周を楽しんでいた

 F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースなど、数々の世界的なモータースポーツのドラマを生み出してきた世界屈指のテクニカルコース「鈴鹿サーキット フルコース(1周5807km)」。そのメインストレートから第一コーナー、S字、デグナー、ヘアピン、130R、シケインに至るまで、歴代のType R開発テストが行なわれてきた伝統のコースを、参加者が自身の愛車で走行できる内容。

 ホームストレートを埋め尽くす歴代TYPE Rの隊列と、心地よいホンダサウンドがコース上に響き渡り、参加したオーナーはもちろんのこと、グランドスタンドから見学するファンにとっても感無量の光景となった。

ラストは鈴鹿サーキットのコースを1周してからホームストレートに並び、記念撮影を実施。F1日本グランプリも開催される本格レーシングコースをそれぞれに堪能していた

「Type R」の聖地である鈴鹿サーキットで初開催された今回のワールドミーティングは、新旧のオーナーと開発者、プロドライバーが一体となり、ホンダが長年培ってきたスポーツ性能と「走る歓び」を再確認する感動的な1日となった。来年も実施したいと運営サイドは語っていた。

鈴鹿サーキットのホームストレートを埋め尽くしていたTYPE R