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スバル大泉工場、小型自律搬送ロボット「カチャカプロ」を導入 バッテリケース塗装工程の子部品搬送を自動化
2026年10月15日 13:45
- 2026年10月8日 発表
Preferred Roboticsは10月8日、スバルの群馬製作所 大泉工場に小型自律搬送ロボット(AMR)「カチャカプロ」を導入したことを明らかにした。
スバル車のエンジンとトランスミッションを手がけるパワーユニット専門工場の大泉工場は、カチャカプロを導入することによって、バッテリケース塗装ラインにおける子部品の工程間搬送および空箱回収を自動化し、作業中断の解消を図ったとしている。
大泉工場の成形塗装材料技術部では、バッテリケースの塗装生産技術を担っており、バッテリケース電着工場の立ち上げに伴い、製品に取り付ける子部品が入ったプラスチック箱(2箱で計2kg弱)の運搬作業が課題となっていた。
従来は1日3回、1往復あたり約130m、合計で約400mの運搬を作業者が行なっていたが、移動距離そのものよりも、生産作業の手を止めて運搬しなければならない作業リズムの分断が負担となっていた。
カチャカプロは、大掛かりな設備工事が不要で手軽なコストで導入でき、現場の作業者が無理なく使用できる搬送機器として選定された。
現場での運用にあたっては、作業者が難なく操作できるよう専用の物理ボタン「カチャカボタン」を採用。ボタン操作のみでシンプルな搬送指示を行なえる運用としている。
カチャカプロは、製品に取り付ける子部品を次工程(子部品取付から子部品取り外し)へ搬送し、空箱を前工程へ戻す運搬を担い、導入後は約2kgの荷物を往復約130m運搬する作業が自動化され、運搬や作業中断によって失われていた1日あたり約1時間を本来の業務に振り向けることが可能となったとしている。
「そろそろ運ばなければ」という心理的負担や作業の手止まりが解消され、生産性向上につながっているといい、また、アプリで進入禁止エリアや速度を直感的に設定できる点や、国内メーカーのため運用の相談がしやすい点も評価されたという。
今後については、生産数の増加に合わせて運用回数を増やすことも検討されている。


