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レース写真家が選ぶ「JRPAアワード 2014」の大賞を中嶋一貴選手が受賞

「特別賞」は20年の現役生活にピリオドを打った亀谷長純選手

2014年12月15日発表

中嶋一貴選手は今シーズンの全日本選手権スーパーフォーミュラでチャンピオンになったほか、ル・マン24時間レースでも日本人初のポールポジションを獲得するなど活躍。素晴らしい成績に加え、フォトグラファーに対しても紳士的で協力的だったことが大賞受賞の理由

 日本レース写真家協会(JRPA)は12月15日、2014年の“その年一番のフォトジェニック”を選ぶ「JRPAアワード」の大賞に中嶋一貴選手を選出したことを発表した。また、同時に特別賞に亀谷長純選手を選出している。

 JRPAアワードは2005年から毎年会員による投票で選出が行われており、記録や戦績だけではなく、その競技においていかにフォトジェニックで、フォトグラファーの“写心”をくすぐる存在であるかを重視して決定されている。それだけに、歴代大賞受賞者には2005年の服部尚貴選手、2010年の小林可夢偉選手などのほか、2006年は鈴鹿サーキット、2009年はホンダ NSXに大賞が贈られるといった特色がある。今年の大賞に選出された中嶋一貴選手は、2012年にも大賞を受賞している。

 中嶋一貴選手の選出理由については、「今シーズン、スーパーフォーミュラで自身2度目のタイトルを獲得、ル・マン24時間では日本人初のポールポジション。SUPER GTでもタイトル争いを繰り広げ、成績と共に数々の素晴らしいシーンを提供してくれた。また、フォトグラファーに対しても常に紳士的で協力的であった」とされている。

 また、特別賞に選出された亀谷長純選手については、「今期限りで、20年に及ぶ選手生活からの引退を表明。長きに渡り、全日本ロードレース選手会の事務局長として、ライダーの安全環境の改善などに尽力するとともに、選手会としてフォトグラファーの撮影リクエストにも協力いただいた」と選出理由を説明している。

長年に渡り、全日本ロードレース選手会の事務局長としてライダーの安全環境の改善などに尽力し、選手会としてフォトグラファーの撮影リクエストにも協力してきた亀谷長純選手に特別賞が贈られた

(編集部:佐久間 秀)