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三菱自動車、燃費を最高20.2km/Lまで高めた新型「ミニキャブ バン」「タウンボックス」

タウンボックスは「e-Assist」を全車標準装備。車内スペース拡大などで使い勝手を向上

2015年3月20日発売

ミニキャブ バン:93万9600円~150万2280円

タウンボックス:160万9200円~181万4400円

新型軽商用車「ミニキャブ バン」

 三菱自動車工業は、新型軽商用車「ミニキャブ バン」、新型軽乗用車「タウンボックス」を3月20日に発売する。価格はミニキャブ バンが93万9600円~150万2280円、タウンボックスが160万9200円~181万4400円。いずれもスズキから2月18日に発売された「エブリイ」「エブリイワゴン」のOEM車となっている。

ミニキャブ バン
モデルエンジン変速機駆動方式価格
M直列3気筒DOHC 0.66リッター VVT5速MT2WD(MR)939,600円
4WD1,069,200円
5速AGS(5速AMT)2WD(MR)1,015,200円
4WD1,144,800円
G2WD(MR)1,104,840円
4WD1,234,440円
ブラボー2WD(MR)1,191,240円
4WD1,320,840円
ブラボーターボ直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ4速AT2WD(MR)1,372,680円
4WD1,502,280円
タウンボックス
モデルエンジン変速機駆動方式価格
G直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ4速AT2WD(MR)1,609,200円
4WD1,738,800円
G スペシャル2WD(MR)1,684,800円
4WD1,814,400円

 ボディー骨格やパワートレーンなど基本的なコンポーネントを共用するミニキャブ バンとタウンボックスは、新たにホイールベースの拡大を行ったほか、テールゲートとスライドドアの開口スペースを拡大。また、内装のインパネ前進、シートアレンジの変更などを実施し、ミニキャブ バンでは荷室超や荷室幅などを広げ、タウンボックスでは室内長や室内幅などを広げている。これにより、それぞれクラストップとなる室内スペースを実現し、使い勝手を高めている。

 パワートレーンでは新世代エンジンのR06A型を採用し、高張力鋼板、超高張力鋼板をボディー構造に採用して高剛性化とともに車両重量を軽減したことで、ミニキャブ バンのM 5速AGS 2WD車で20.2km/L、タウンボックスのG 4速AT 2WD車で16.2km/LのJC08モード燃費を達成し、クラストップの低燃費としている。

 このほか、先進予防安全技術の「e-Assist」をタウンボックス全車とミニキャブ バンのブラボーターボに採用。低車速域衝突被害軽減ブレーキシステムの「FCM-City」と「誤発進抑制機能」などによって乗員の安全性を向上させている。

新型軽乗用車「タウンボックス」

(編集部:佐久間 秀)