ニュース

ルノー、オリジナルパーツの購入を最大15万円サポートする「キットスポールキャンペーン」

4月1日~7月31日に実施。チタンマフラーや軽量鍛造ホイールなどが対象

2015年4月1日~7月31日開催

 ルノー・ジャポンは、「ルーテシア ルノー・スポール」「メガーヌ ルノー・スポール」の新車購入者を対象に、ルノー・ジャポンが独自に企画したオリジナル専用スペシャルパーツの購入サポートを行う「キットスポールキャンペーン」を4月1日~7月31日の期間で開催する。

 このキャンペーンでは、ルーテシア ルノー・スポールかメガーヌ ルノー・スポールを新車購入するときに対象となるパーツを購入すると、最大15万円(取付費用の総額が15万円未満の場合はその金額まで)がサポートされる。

 購入サポートの対象となる「キットスポールパーツ」は、ルーテシア ルノー・スポールでは7.5Jの18インチ軽量鍛造アルミホイール(専用エアバルブ付き)、R.S.専用マフラー(ステンレスとチタンの2タイプ)、リアスポイラー+シャークフィンアンテナの3アイテム。メガーヌ ルノー・スポールでは、8.25Jの18インチ軽量鍛造アルミホイール(専用エアバルブ付き)、R.S.専用チタンスポーツマフラーの2アイテムが用意される。

ルーテシア ルノー・スポールの撮影車には「ルノー クリオ カップカー」をイメージしたデカール(非売品)を装着。外観では専用アルミホイールとリアスポイラー、そして赤色の「パックデザインコレクション」のモールが装着されている
パックデザインコレクションは「ラジエターモール」「フロントドア」「リアドア」に赤いモールを装着。これはキャンペーンの対象品ではないオプション品で価格は5万8320円
ルーテシア ルノー・スポールのマフラーにはステンレス製とチタン製の2種類が用意される。パフォーマンスに違いはないが、チタン製のほうがかなり軽量なので運動性は高まる傾向といえる
ヨーロッパで開催されているルノー クリオカップに出場するカップカー用スポイラーデザイン。最新のレース用空力アイテムらしく凝った形状になっている

 これらのスペシャルパーツはルノー・ジャポンが独自に用意して販売を行っている製品で、アルミホイールは軽さと剛性を両立させるため、世界的に著名なレーシング&スポーツホイール設計者であるロベルト・マルケジーニ氏にデザインを依頼。その結果、ホイールの重量は、ルーテシア ルノー・スポール用ではノーマルホイールより1本あたり約3kg軽量な8.1kgを実現。メガーヌ ルノー・スポール用も同じく約3kg軽量化した8.4kgとなっている。また、軽さを持ちながら、ホイールの強度は日本のアルミホイール規格である「JWL」をクリアしているのはもちろんのこと、日本より厳しいヨーロッパの規格で合格する強度と剛性を持っている。

 価格はルーテシア ルノー・スポール用がガンメタ色が29万3760円。ホワイト色が31万5360円。メガーヌ ルノー・スポール用はガンメタ色が30万2400円。ホワイト色が32万4000円。すべて1台分の価格だ。

ホイールサイズは7.5Jの18インチ。重量はノーマルから約3kg軽量の8.1kg(1本)となっている。カラーはホワイトのほかにガンメタがある。R.S.ロゴ入りのセンターキャップはオプションで2916円(1個)だ
アルミホイールのデザインはロベルト・マルケジーニ氏。4輪だけでなく2輪のレーサー用ホイールでも有名なホイールデザイナーで、リムにはロゴが入れられている。軽さと剛性を両立させるため、複雑な造形になっている

 マフラーは日本の有名マフラーメーカーであるフジツボ(藤壺技研工業)の協力で製作。チタン、ステンレスともに全域に渡ってパワー感の向上と抜けのよさ、そしてレーシーなサウンドを奏でることを目的に作られている。また、マフラー重量に関しても軽量な素材を使用することで、ルーテシア ルノー・スポール用はチタン製で6.7kg(ノーマルより5.3kg減)、ステンレス製が12.1kg(ノーマルより0.3kg減)。メガーヌ ルノー・スポール用のチタンマフラーは重量6.12kg(ノーマルより5.3kg減)とそれぞれ軽量になっている。

 価格はルーテシア ルノー・スポール用がステンレス製で12万7440円、チタン製が23万580円。メガーヌ ルノー・スポール用はチタン製のみで24万1920円。

 ルーテシア ルノー・スポールのみに設定されている専用リアスポイラーだが、これはヨーロッパで開催されている「ルノー クリオカップ」に出走するカップカーに装着されているリアスポイラーをイメージしたもの。レースで使われているものではないが、その形状を受け継いだストリートバージョンである。このスポイラーには専用のシャークフィンアンテナが付属している。価格はホワイト/シルバー塗装済みが20万3472円。未塗装が14万4288円となっている。

メガーヌ ルノー・スポールの外観は、軽量鍛造アルミホイールの装着のみが変更点。標準アルミホイールのデザインもよいが、こちらのほうがよりスポーティなイメージになる
サイズは8.25Jの18インチ。ホイール1本の重量は8.4kgでノーマルより約3kgも軽い。このアルミホイールに変えることで、運動性に大きく関わるバネ下重量は4本合計で約12kgも軽くなる。R.S.マーク入りホイールボルトカバーはガンメタのみに付属
このアルミホイールもマルケジーニデザイン。こちらには鍛造を示す刻印も入る。日本より厳しい欧州の規格にも合格するクオリティで作ってあるホイールだ。エアバルブもルノーロゴ入りとなる
メガーヌ ルノー・スポールにはチタンマフラーのみが用意される。このマフラーはルノー・ジャポンがフジツボにオーダーしたものなので、フジツボの製品ラインアップにはないスペシャル品
ルーテシア、メガーヌともにルノーロゴ入りのアンテナ分離式ETC車載器(パナソニック製)がオプションで用意される。価格は1万4400円

【訂正】ルノー・ジャポン発表のパーツ価格が一部訂正されたので、記事内の価格についても内容を変更しました。ルーテシア ルノー・スポール用リアスポイラーのホワイト/シルバー塗装済みは、20万3420円ではなく20万3472円となります。

(深田昌之)