ニュース

ホンダ、エアバッグ装置の不具合で「フィット」など計163万479台をリコール

エアバッグ展開時に正常に機能しないおそれ

2015年7月9日発表

リコールの改善個所説明書

 本田技研工業は7月9日、エアバッグ装置に不具合があるとして「フィット」など17車種、計163万479台のリコールを国土交通大臣に届け出た。

 対象となるのは、「フィット」「ゼスト」「ゼスト スパーク」「ストリーム」「インサイト」「インサイト エクスクルーシブ」「ステップワゴン」「ステップワゴン スパーダ」「エアウェイブ」「クロスロード」「CR-V」「フィットシャトル」「モビリオ」「モビリオ スパイク」「ザッツ」「パートナー」「フィット アリア」で、2007年1月8日~2011年12月28日に製作された車両。

 タカタ製エアバッグ装置に使用されるインフレータ(膨張装置)において、市場回収品を調査した結果、ガス発生剤の密度低下などを確認。原因は判明していないが、エアバッグ展開時に正常に展開しないおそれがある。

 予防的措置として、エアバッグインフレーターを年式の古いものから新品と順次交換、回収して不具合原因調査を実施する。

(編集部:椿山和雄)