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トヨタ、LPGハイブリッド搭載の次世代タクシー。2017年度内に発売予定

低床化&大開口スライドドアによる優れた乗降性、車椅子乗車を考慮した室内空間を両立

2015年10月26日発表

LPGハイブリッドシステムを搭載した次世代タクシー

 トヨタ自動車は10月26日、2017年度内に発売を予定しているLPGハイブリッドシステムを搭載した次世代タクシーの概要を発表した。次世代タクシーについては、10月29日~11月8日(プレスデー:10月28日~29日、プレビューデー:10月29日、一般公開日:10月30日~11月8日)の期間に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催される「第44回東京モーターショー2015」の会場において映像で紹介が行われる予定。

 次世代タクシーは「日本の街の風景を変える」ことを念頭に、“おもてなしの心”を反映した内外装デザインを採用。日本での利用者に向けた安心・快適性能を備え、環境負荷低減や超高齢化に対応した、新たな「日本のタクシー」確立を目指している。

 具体的には、2013年の東京モーターショーで公開された「JPN TAXI Concept」に近いデザインを踏襲し、低床化・大開口スライドドアによる優れた乗降性と、車いす乗車を考慮した広い室内空間、街中での取りまわしのよさなどを兼ね備えているという。

 また、パワートレーンには新開発となるタクシーの走行パターンに適した環境性能と高い経済性を持つLPG(Liquefied Petroleum Gas:液化石油ガス)ハイブリッドシステムを搭載。タクシーとしての使用環境を考慮し、長距離の使用に耐える高い耐久性能を目指して現在開発が進められている。

(編集部:小林 隆)