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メルセデス・ベンツ、プラグインハイブリッド「C 350 e AVANTGARDE」
電気モーターのみで最高速130km/、航続距離も最大約30kmを実現
(2015/12/4 15:08)
- 2015年12月4日受注開始(発売は2016年1月を予定)
- C 350 e AVANTGARDE:707万円
- C 350 e ステーションワゴン AVANTGARDE:782万円
メルセデス・ベンツ日本は12月4日、「Cクラス」にガソリンエンジンと高出力電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデル「C 350 e AVANTGARDE」「C 350 e ステーションワゴン AVANTGARDE」を追加。同日から受注を開始した。価格はC 350 e AVANTGARDEが707万円、C 350 e ステーションワゴン AVANTGARDEが782万円。発売は2016年1月を予定している。
このプラグインハイブリッドモデルはエコカー減税で自動車重量税、自動車取得税が免税(100%減税)となり、さらにクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金によってセダンで最大17万円、ステーションワゴンで最大13万円の補助金が受け取れる。
モデル | エンジン | ステアリング位置 | 価格 |
---|---|---|---|
C 350 e AVANTGARDE | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ+ハイブリッド | 右 | 7,070,000円 |
C 350 e ステーションワゴン AVANTGARDE | 7,820,000円 |
「S 550 e」に続いて2車種目となるこのプラグインハイブリッドモデルのパワートレーンには、「C 250 Sports」にも搭載される最高出力155kW(211PS)、最大トルク350Nmの2.0リッター直列4気筒BlueDIRECTエンジンに、最高出力60kW(82PS)、最大トルク340Nmを発生し、さらにブースト機能も採用する高出力の電気モーターを組み合わせて搭載。システム全体では205kW(279PS)/600Nmを発生する。
電気モーターは最高速130km/まで対応し、市街地から高速道路まで幅広いシーンで電気モーターのみを使って走行可能。航続距離も最大約30km(セダン:28.6km、ステーションワゴン:28.8km)としている。
ハイブリッドシステムには、走行環境やバッテリーの残量に合わせてエンジンと電気モーターを併用し、電気モーターのブースト機能により途切れのない加速感が味わえる「HYBRID」、電気モーターのみで走行し、市街地から高速道路まで静粛性に優れたドライビングを楽しめる「E-MODE」、その時点でのバッテリーの充電レベルを維持する「E-SAVE」、走行しながらバッテリーを充電する「CHARGE」という4つのモードを備えている。
JC08モード燃費は、セダンが17.2km/L、ステーションワゴンが16.5km/Lを実現。搭載する6.2kWhの大容量リチウムイオンバッテリーの充電時間は、フル充電まで「CHARGE」モードで約40分、AC200V電源使用で約4時間。バッテリーを追加しつつ、セダンのトランク容量は335L、ステーションワゴンのラゲッジルーム容量は350~1370Lを確保して、プラグインハイブリッドモデルながら十分なユーティリティ性を備える。