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トーヨータイヤ、ウェット制動距離を13%短縮した「ナノエナジー 3 PLUS」

2016年1月14日発売。ウェットグリップ性能を「c」から「b」に向上

2016年1月14日発売

オープンプライス

 トーヨータイヤ(東洋ゴム工業)は、低燃費タイヤ「NANOENERGY(ナノエナジー)」シリーズの新製品「NANOENERGY 3 PLUS(ナノエナジー・スリー・プラス)」を2016年1月14日に発売する。155/80 R13 79S~215/40 R18 85Wの全41サイズを用意し、価格はいずれもオープンプライス。

ナノエナジー 3 PLUSのサイズラインアップ。全41サイズ

 既存製品のナノエナジー 3からのスペックアップ製品となるナノエナジー 3 PLUSは、ウルトラグリップポリマーを使う新コンパウンドの採用でウェットグリップ性能をさらに高め、耐摩耗ポリマーとスーパーアクティブポリマーの導入で、優れた摩耗ライフと転がり抵抗の低減を両立。パターン設計ではワイドトレッドプロファイルと高剛性リブパターンでドライハンドリング性能を向上させ、優れた摩耗ライフと転がり抵抗の低減を手に入れている。また、構造面でも高硬度プライトッピング、高硬度ハイビードフィラーなどを新採用。高い操縦安定性を発揮する。

 これらの技術により、ウェット制動距離をナノエナジー 3との比較で13%短縮。タイヤラベリング制度の転がり抵抗性能「A」を維持しつつ、ウェットグリップ性能を「c」から「b」に向上させた。

トレッドコンパウンドにウルトラグリップポリマー、耐摩耗ポリマー、スーパーアクティブポリマーを新採用
ワイドトレッドプロファイルと高剛性リブパターンを組み合わせた新しいパターン設計
操縦安定性を高めるタイヤ側面の技術
濡れた路面でのグリップ力がさらに高められた

(編集部:佐久間 秀)